プロローグ
それは暑い夏のことだった・・・
僕、遠野楓は今日も長い長い通学路を歩きながら、つまらないことを考えてた。
「よう!楓ちゃん。今日もかわいいな」
イラッ
「僕は、男だって言ってるだろう」
「男でも、可愛いんだって」
この男を可愛いという馬鹿は、東双二、同じクラスで幼馴染だ。
「はぁ、今日も、朝から元気ね」
「元気なのは、この馬鹿だけだ」
このため息ついてるのは、三郎丸忍、この子は隣のクラスで幼馴染だ。男みたいな名前を気にしてるらしい。
「お前も、男ならわかるだろう。楓のこの可愛さ」
あっ、やっぱり双二は馬鹿だな
「しね」
「私は、男じゃないって何回言えばわかるの」
「男みたいな体型で・「もう一回しんで来ーーい」ぐはっ」
溝おち入ったな。あっ、たおれた。ご愁傷様…
「しんでねーーーから」
「あっ、いきてたんだ」
「なんで、そんな悲しそうなんだよ…」
うざいからなんどだけど口には出さないでおこう。一応、双二のためだ。
僕らが通っている桃川高等学校が見えてきた。
そして、授業が終わり。
「かーえーでーちゃん、一緒に帰ろう」
いつも、鬱陶しいぐらい言ってくるけど…
「今日は、双二サッカー部は部活あるんじゃなかったけ?」
「いいよ、さぼるから」
うん、やっぱり双二は学ばないなぁ
「おい、双二どこにいくんだ?」
双二の今の状況を伝えると、双二は頭を同じクラスのサッカー部の吉田君に掴まれてます。
「双二君、君が昨日言った言葉をぼ得てる?」
「覚えてないかなぁ」
「よし、体に教えてやろう」
注意:見せられないので楓の感想でご想像ください
【えぇ、まさかあそこまでひどくやるとは思っていませんでした。あそこまで、いくとさすがにひどいなぁと思ってしまいました。えぇ、今朝の忍の比じゃないと思います】
「じゃぁ、楓さん見苦しいところをお見せしてしまって、すみません」
双二を可愛そうと思ってしまった。
「じゃあね…吉田君」
帰宅中
「ただいまー」
間違いなど書き間違いがあったら、知らせてくれれば幸いです