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執事と少女

作者: しお


意中の少年に想いが届かず少女は泣いた。


執事は言った。


“手作りのお菓子をプレゼントするのはいかがでしょうか。だから頑張ってください” 



意中の少年に想いが届かず少女は泣いた。


執事は言った。 


“遊園地に誘うのはいかがでしょうか。だから頑張ってください” 



意中の少年に想いが届かず少女は泣いた。


執事は言った。 


“手紙に想いを綴るのはいかがでしょうか。だから教えてください。どうしたらあなたに、私の想いが届きますか?”




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