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三章 おまけ
家に着いてから俺は風呂さえ後にし、一冊のノートとにらめっこ中。
今日は本当に些細なズレしかなかったが、この先自分はかなり知っている未来を変えてしまう。
仲間はもちろん自分にとっても、不都合な出来事は排除する予定だ。
そうすれば、きっと些細なんてものでは済まないズレが生じる。
それがどんなのかなんてわからない。だが、このまま自分の知っている通りでは困るのだ。
ひたすら計画に穴がないか検討する。
そうこうしてる内に俺は知らない間に眠りに入ってしまった。
開きぱなしのノートには大きな文字で、
白兎遭遇イベント
ワンダーランド招待イベント
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乃木 壇 救出作戦
双子対策&撃退法考案
これが意味するものはなんなのか。知るのはただ一人である。