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陰キャ配信者に高校生活は似合わない  作者: E氏
プロローグ
3/46

これが僕のゲーム配信

そう言って僕は今日あったことを話し始めた。

「皆はさぁ僕が学校では陰キャなのは知ってるよね?」

そう僕が言うとコメント欄は「そんなの常識」「こんな人が陽キャな訳ない」等とで騒ぐ。僕は続けて、

「実は今日学校でバレそうになったんだよね。しかも女子で僕の天敵とも言っていい人に。」

そう言うとまたコメント欄が、「その女子って陽キャ枠でおk?」「R氏死亡確定w」というようにまた騒いでいた。その中で、

『どんな感じでバレそうになったん?』

というコメントを発見した。

「今ね、どんな感じででバレそうになったかっていうコメントがあったんだけどね、どんな感じかって大雑把に言うと、その女子はクラスを利用してね僕を別室に移動させて聞き出そうとしてたんだけど、僕はゲーム出来ないから違うよって答えたらどっか行っちゃったんだよね〜。いやー、危なかったよ。」

一方コメント欄は、「DQN属性⁉」「ヤバイなそいつ」「R氏乙」「ゴ〇女」「ク〇陽キャ確定w」

こんな感じにいつもより攻撃的になっていた。いくらなんでもコレは良くないと思った僕は、

「あくまでも、僕の解釈だから、ホントは違う可能性のことも考えような!」

と、僕はストップをかけた。

「暗いお話はここまで!お、りょっつとトーヤが来たみたい。」

「遅れて申し訳ない〜、皆さんこんばんはぁ、りょっつです〜。」

「すまん、遅れた。どーも!トーヤですぞ!」

勿論、りょっつは柳瀬良、トーヤは三浦灯夜。僕のリア友であり、ネッ友だ。

「おっけーおっけー、じゃあ、チームデスマッチでいい?」

そう僕が訊くと、二人は息を揃えて

「「了解、おっけー!」」

と返事をして、スタートをクリックした。

数秒してマッチが始まった。

「さて、ファーストマッチのステージは巨大倉庫のラートタウンかぁ、りょっつは右側注意よろ。」

「おっけ〜了解〜、ギャァァァァァ!!」

指示を出した瞬間、りょっつが叫んだ。その瞬間配信フォームにスーパーチャットが沢山飛んでくる。それに付けているメッセージは全て「りょっつ発狂あり!」だった。

「トーヤ、りょっつ死んだから右確保よろ、あ、ヘルプあったら言ってね。」

そう言うと、トーヤは

「もう確保済みですぞ!ちなみに2人ヤった。R氏の方はどう?」

トーヤは僕と違ってとても敵をキルするのが速い。流石上位クランプレイヤー。恐るべし。

僕は残念なことにまだ1キルもしていない。

「僕は90キルだね。こっちに敵2人いるからヘルプお願いしてもいい?」

完全にバレバレの嘘に、コメント欄は「出ました見栄っ張り機能w」「草」「国家規模で盛ってて草」というコメントで賑わっている。

無論トーヤも嘘と分かっているので、

「おっけー、ヘルプ行くでー」

完全にスルーしていた。

ここで、りょっつがアンパンマングミを開封した。

すると、視聴者は、りょっつの開封している音に気付き、「りょっつ今日何食べてるの?」

というコメントが増える。

りょっつはコメントに対して、

「ん〜、今日はコンビニで大量のアンパンマングミ買ったんだ〜。コレ意外と美味しいね〜、アンパンマングミガチ勢になろうかな〜。」

そう言うとコメント欄は「アンパンマングwww」「ちょっと今から買い占めてくるわ」「うまそー」と、ほのぼのとした感じになっていた。

一方。

「ラストキルイタダキぃ!」

「ないすですぞ!」

トーヤがアシストし、なんとか僕がラストキルを取ることができた。

こんな感じに約10戦して、配信の締めに入った。

「はい、と言う事でね、今日はりょっつが合計4回発狂して、トーヤがエナジードリンクを開封したろころ爆発したりしましたけど、今回は、ここら辺で終わりたいと思います!それでは...」

「「「お疲れ様でした!!」」」

そう言って僕は配信終了ボタンをクリックした。

「いやー、お疲れ、良、灯夜!」

「お疲れ〜、いや〜二人共強すぎなぁい?僕、今日結構死んだんだけど〜」

「このゲームは慣れですな。やってくうちにだんだん強くなってくるから大丈夫ですぞ!」

「まじですか、じゃあ僕もいつかキルレ100とかに...」

「玲太ぁ、流石に100は理論上できないよぅ〜」

「マジレスしてて草ですぞ!。じゃあ、落ちるのでまた明日。」

「じゃあ、僕も落ちるね〜。おやすみ〜。」

良と灯夜が落ちたので僕も、配信セットの片付けをして、寝ることにした。










長い間た待たせてしまって申し訳ない!

物語の一日がようやく終わりました。次回は2日目です。


E氏




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