嫉妬4
「私だってそうですよ」
抱き締めながら答えたら、恭平様の体がビクッとなった。
「今日だって女性に囲まれていて…
すごくもてたんだろうなって」
私は思わず頬を膨らませて言った。
「君が気にすることはない。
全員に興味がないんだ。
君以外…」
そう真っ直ぐ言われると顔を近付けてきて、キスをされた。
ーお互い嫉妬してたんだな。
思わず笑みがこぼれそうだったが、
恭平様からのキスが深くなってきた。
「あの、お風呂場なので、
のぼせちゃいますよ?」
「すまない、我慢できない。
…だめか?」
そう言われると拒めない。
私は言葉で答えない代わりに抱き締め返した。
恭平様はいつもより余裕がなさそうに触ってきて、いつもは付けない跡を何回もつけてきた。
「俺のものだ…」
「好きだ、もう離せない」
なんども繰り返し囁かれ、
嬉しい反面まだ私の好きという気持ちを信じてもらえてないのでは?と疑問に思った。
私だって好きなのに…
そう思って恭平様に自分から口付けた。
恭平様はいきなり動きが止まり、
驚いた表情でこちらを見ていた。
今思えば私からキスをしたのは初めてだった。
ーこんなに私から行動がなければ心配されても仕方がないのかもしれない。
私は初めて恭平様の体に触ったり、舐めたりしてみた。
「汚いから、君はそんなことしなくていい」
そう言いながらも私を拒む力が弱かったため、
私はどんどん進めていった。
そして、恭平様の真似をして跡をつけてみた。
ー自分でも付けられた。
恭平様は私のものだもん。
そう思いながら自分の付けた跡を満足そうに撫でていたら、
いきなりお姫様抱っこをされて、
お風呂場からベッドに連れていかれた。
「もう…限界だ」




