58/65
初夜3
「もう…いいか?」
ー恭平様に耳元で囁かれて、
私は声を出すのが恥ずかしく、頷いた。
激しい痛みを感じ、
思わず力が入りそうになる。
恭平様はさっきの荒々しいキスとは違い、
優しく何度もキスしてくれた。
私は自然と力が抜けて、恭平様を受け入れていた。
「好きだ、本当に…
もう絶対離れないでくれ」
「はい。…わ 私も大好きです」
恭平様はすごく嬉しそうな顔をして、
また何度もキスをしてくれた。
ー『もう絶対離れない』
私は口に出す余裕がなかったので、
必死に恭平様に抱きついて、離れない気持ちを伝えるようにした。




