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初夜2
いきなり荒々しいキスに変わった。
ー今まで手加減されていたんだわ。
私は息をするのも難しくなり、
キスの間に
「ま、待ってください」と言った。
「もう待てない」
恭平様は待ってくれるどころか、
むしろキスが激しくなり、体もどんどん大胆に触られた。
無意識にキスから逃げようとすると、
今度は顔を手で抑えられ、逃げることができなくなった。
ーもうなにも考えられない。
意識が朦朧として、思考がうまく動かない。
ー考えられるのは、恭平様のことだけ。
「そうだ。私だけ見ていてくれ。」
恭平様は私の顔を見て、
少し満足そうにして、囁いた。
私は顔を見るのが恥ずかしく、
恭平様に抱きついて顔を見えないようにした。




