再告白4
恭平様が驚いた表情でこちらを見ている。
「…本当か?」
「はい。恭平様に好きになることはないと言われショックを受けて離縁届を取り寄せしました。
これ以上好きになって一緒にいるのが辛くて…」
「そうだったのか。」
「本当はずっと好きでした。」
「ありがとう。」
気付いたら恭平様に抱きしめられていた。
「正直君にそう言ってもらえるとは思っていなかった。
すごく嬉しい。私も好きだ」
ー顔をまた近づけられたので、
キスするかと思い、目を瞑った。
しかしいつまで経っても何もないため目を開けると、恭平様に真っ直ぐ見つめられていた。
「…では、今日一緒に帰ってくれないか?」
「今日ですか…?」
ーもう夜遅いし、
今日別荘に来たばかりではある。
「悪い、離縁届を一刻も早く取り下げたいんだ。
…君の気持ちが変わる前に。」
ー自分が離縁届けを取り寄せたせいだが、
全然信用されていない…。
「私の気持ち変わらないですよ。」
「ああ。わかってはいるんだが、心配なんだ。
もう君が隣にいないのは考えられない」
私はまた顔が真っ赤になっていくのがわかった。
「わかりました。今から帰りましょう。」
「ありがとう。
さっきみたいに可愛く目を瞑られたり、もうそばにいるだけで、
…もう色々我慢できないから助かる。」
ー私はどういう意味かわからなかった。
ただ、私自身も早く離縁届けを取り下げたかったため、
「はい、私も離縁届け早く取り下げたいです。」
と伝えた。
恭平様はすごく安心した表情をしていた。




