再告白3
ーそう思ってくれていたんだ…
女性として見てくれたことは、
ありがたいことにわかった。
でも、そもそもなぜ私を好きになってくれたのか。
なぜ前に拒絶されていたのかがわからない。
それさえわかれば、
自分の気持ちに正直になれるのに…
こんなこと聞くのは恥ずかしいけど…、
私は思い切って、聞いてみることにした。
「恭平様は、なぜ私のことを好きになってくれたんでしょうか?
私が体調を崩す前は、そんな素振りなかったと思うのですが…」
恭平様は少しは驚いた顔をした後、
申し訳なさそうな表情に変わった。
「すまない。君に伝えたつもりだった。
君からしてみれば、
体調を崩してからいきなり距離を詰められて意味がわからないな…」
恭平様はベッドに座っている私に、
跪き、私の手に触れながら話しかけてくれた。
「君のことをずっと誤解していたんだ。
君が寝込んでいる間にその誤解に気付いた。
正直に言うと君が体調を崩す前から君に惹かれていたんだが…
とにかく、勝手に誤解して冷たい態度をとってしまい、申し訳なかった。」
ー体調を崩す前から?
想像していなかった発言に驚いた。
「い、いえ。
そのことで謝っていただくのはもう大丈夫です。
もしかして、体調崩して同情してくれているだけなのか、
また前みたいな態度をいきなり取られるのでは…等色々考えてしまって…」
いきなり恭平様に抱き締められ、
「それはない。もうあんな態度一生取らないし、同情なんて有り得ない。」と囁かれた。
私はいきなり抱き締められ、
どうすればいいのかわからず、顔を真っ赤にして固まってしまった。
「すまない。気持ち悪いな。
そういうことだから、君と同じ部屋にいると何をするかわからない。
私は部屋を出るから、美優はタイミングをみて戻ってくれないか」
恭平様は私から離れて部屋を出ていこうとした。
私は恭平様に手を伸ばして、
「行かないでください」と叫んだ。
「わ、私も恭平様のことが好きです!」




