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二人で帰省2
実家に着いたときは、もう夜になっていた。
「ただいま」
「おかえり、恭平さんもおかえりなさい」
「お邪魔します。いきなり私も泊ることになってしまい、すみませんでした。」
「いいのよ!
美優の部屋に泊ってもらうだけだから」
「え?私の部屋に恭平様も寝るの?
他にも部屋あるよね??」
「運転手さんに使ってもらうのよ。
夫婦だから2人でいいじゃない」
「い、いや…それでもまだ部屋あるよね?」
ーまさか、恭平様と同じ部屋で泊まるとは思わなかった。
私は必死に別々の部屋にしようとした。
「あら、なんでダメなの?恭平さんは嫌ですか?」
ーそんな、断わりづらい言い方しないでよ。
と思いながら恭平様を見ると、
表情からは恭平様の気持ちが読み取れなかったが、
「わかりました。私は大丈夫です」と返事をしていた。




