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はせのエッセイ

古本屋に「売る」ということ

作者: はせ

こんにちは、はせです!


皆さんは古本屋に行って、本を買ったりする経験はありますか?

私は昨日も古本屋に行き、数十冊購入してきました。


新品の本もいいですが、安く買えるのでとても嬉しいです。



そんな素晴らしい古本屋について私を含む3人で話をしていました。

その会話の中で、

もし自分が書籍を出したら古本屋に売られたいかという話に発展。


1人は

「古本屋に売られる本は、面白くなかったから売られるんだ。本当に面白かったら、今頃、家の本棚に置いてあるね」


もう1人は

「古本屋に売ることで、お金が入ってくる。そして新しい古本を買うことができる。つまり、自分の本は別の本への架け橋なんだ」


と言います。

普通の人なら、「面白い!」と思った本は、本棚に置いておきますし、売りなんか絶対にしません。

だけど、その売ったお金で別の本を買えるとなると、悩みどころです。



この話を私は横で聞いていて思いました。

「古本屋に売るということは、誰かに読んでもらうことだ。」と。


古本屋の本って何年間もそのままになっていることがたまにあります。

本を漁っていると、値段シールに105円と書かれたものが置いてあることまであります。


しかし、消費税が5%の時代に売られた本でも、いずれ、私のようにその本を購入する人がいます。

本を売るということは、その本を誰かが読むということです。


本の形は変わりません。

でもその本を読んで考えることは全員違います。

解釈の仕方によって、考え方が異なるのですから。


自分の感動した、面白かった、少しつまらなかった。


本棚に置いて飾っておいても、自分ひとりしかその思いは味わえません。


それなら、古本屋に売って、新しい人に読んでもらえたほうがいい。

つまり、古本屋に売るということは、「その本を読んで欲しい!」という気持ちがこもっているということです。


古本屋に売られた本はやがて、別の人に読まれ、また売られ、そして次の人へと繋がっていきます。

その一冊の紙が、何人もの人の心を揺さぶることができるのです。


自分の本棚に飾っておけば、それで終わりです。

だからこそ、古本屋に売られている本は、非常に光栄なことだと思いました。



ボロボロになるまで読まれた本を見ると、そこには何人もの想いが詰まっているなと感じます。

ということで、みなさんも古本屋に本を売りましょう!

そして、古本屋で本を買いましょう!

きっと素晴らしい作品が出てきますよ。

読んでいただき、ありがとうございました!

共感して頂いた方は評価、いいね、よろしくお願いします!


大掃除で出てきた本を、売りに行きましょう!

楽しく年末を古本と過ごしましょう(笑)

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 一歩間違えると『転売屋の隠れ蓑』になる行為なんですがね [一言] 『せどりの矜持』をお調べするとよろしいかと
2022/12/31 13:06 未登録ユーザー
[一言]  売らない派に一票!  ひとにあげちゃったりはしますが(笑)  なかなかひらかなくても、揃えておきたいんだもん。  物欲の魔神です。  好きなマンガ、小説、映画、曲。  そこに埋もれて…
[一言] はせさんの視点、とても素敵だなぁと思いました。 古本屋さんに本を売る時少し罪悪感を感じていたのですが、次の人に繋がっていく切っ掛けになると思えば、無理に家に蓄えておくよりも旅に出した方がいい…
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