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三話 :代償?

これを書いてたので、あちら側が疎かになりました。すみませんでした。

 EランクからFランクに上げるべく、俺はギルドに行きEランク専用クエストを何個かこなした。


 Eランク専用クエストは簡単で、薬草を摘みに行き依頼者に渡すとかそんなものばっかりだったが、数をこなせば必然とFランク昇格クエストを受けれるようになった。


 鑑定士の頃もFランクにはなろうとしたが、昇格クエストで魔物をソロ討伐するという噂を聞き、鑑定士だった頃の俺が魔物をソロで討伐出来る見込みなどなく、Fランクになるのは諦めたが、今は最高スキルを持っている為Fランクに上がるなど造作もない。


 さっさと、昇格クエストをクリアして帰るか。


 ちなみにクエストの内容は、ドラーンウルフの一匹討伐だった。

 ドラーンウルフは初心者でも、ちゃんと装備をしそれなりに戦える奴なら一人討伐できる魔物だ。


 そんな魔物にも勝てない鑑定士は本当に弱い。


 初心者の森に入り、ドラーンウルフを見つけ討伐した証として牙をギルドへ持って帰る。


「はい、ではこれでFランク昇格です。 おめでとうございます」


「ありがとうございます」


 受付のお姉さんに、ギルドカードを渡しFランクへと昇格する。


 これで俺も、EランクからFランクかぁ……。


 ランクアップに伴いスキルを獲得します。


 スキル― 蜉帙?莉」蜆 繧ケ繧ュ繝ォ莠御サ」逶ョ蜑」閨悶r菴ソ逕ィ縺吶k縺ィ鬲皮視縺ォ霑代▼縺阪∪縺吶?


 スキル― 蜉帙?莉」蜆溘↓逶ク蜿阪☆繧玖??? 蜉帙?莉」蜆溘?蜉ケ譫懊r謇薙■豸医@縺セ縺吶′繧ケ繝??繧ソ繧ケ縺御ク九′繧翫∪縺吶?


 スキル― 鬲皮視縺ォ縺ェ繧翫∴繧九b縺ョ縲 莉翫?鬲皮視繧貞?偵☆縺ィ蜈ィ縺ヲ縺ョ繧ケ繝??繧ソ繧ケ縺梧綾繧翫せ繧ュ繝ォ繧ょ?縺ヲ豸医∴縺セ縺吶?


 スキルを獲得したらしいが、全ての文字がバクっており読めたもんじゃない。

 なんのスキルなんだ……?


 これで内容が分からないスキルが四個になったが、内容が分からないため自分に良いように作用するのか、それとも悪いように作用するのかも分からないため、常に危険と隣り合わせな感じだ。


 一応は気にしておくか。自分に不利益だと嫌だし。


 あっ、そうだ。フィリルにランクアップを報告しに行こう。

 俺が、剣聖になれたのも剣をくれたのもフィリルだひフィリルが居なかったら今の俺は居ないしな。


「開けゴマ」


 フィリルの所へ行くため、合言葉を言い中へ入っていくと


「よく来たねカイン。 これお茶だよ」

 

 岩の動く音で俺が来たと察した、フィリルが出迎えくれた。

 入れてくれたお茶を飲み、ランクが上がったことを報告する。


「今日来たのは、ランクが上がったことを報告しに来たんだ」


「そうなんだね、 おめでとう」


 持っていたカップを置き、おめでとうと言ってくれた。


「ありがとう。 ランクが上がったのもフィリルのおかげだよ」


「なにを言ってるの、 私は素質がある者を呼んだだけで、カインの元々の力じゃないか」


「そう? まあ、そういうことにしておくよ」


 そういう事にしたが、一つ気になる点があった素質があったはずなのになんで、十七歳になるまでフィリルの助けてという声が聞こえなかったんだ?


 素質があったのならば、もっと前に聞こえていたはずだ。

 しかし、聞こえたのは十七歳になってからだ、何か意味でも……?


 真実に近付きました。


 称号 真実に近づきし者を手に入れました。


  称号 真実に近づき者……?

 称号って、クリン・アルバルクだけが持っていたとされるやつだよな?

 何でそれが俺に?


 いや、俺は二代目剣聖だから俺が持っていてもおかしくはないか。


 だとしたら、気にする方はこの真実に近づき者だよな。


 何かが隠されているのか……? 真実……?


「どうしたん? そんな考え事してます感満載の顔」


 俺の顔が、あまりにも訝しげだったのかフィリルが不思議そうに聞いてくる。


 正直に話すべきか? いやこんな突飛な話急にされても困るだけか。 やめておこう。


「ちょっと夕ご飯何にしようか迷ってた」


「……何それ?」


 そうなるよな。 うん俺でもなる。


「お腹も空いたし今日は帰るよ。 また来るね」


「待ってるよ、いつでも私はウェルカムだからね」


 フィリルに別れの挨拶を告げ、帰路に着く。


 称号の事はまた今度考えよう。


 そうだ、ギルドの大図書室に行けば何かが分かるかもしれない。


 あそこはクリン・アルバルクの事が書かれた文献も扱っている場所だ。

 称号についても何かしらは分かるだろう。


 この解読不可能のスキルについても知りたいが、スキルは所有者が分からなければ何も分からないから、こちらはお手上げだな。


 とりあえずは明日代図書に行こう。


 ◇


 二代目剣聖が真実に近付きました。


「何꙲と꙲か꙲耐꙲え꙲て꙲や꙲る꙲…꙲…꙲ア꙲イ꙲ツ꙲に꙲は꙲気꙲を꙲付꙲け꙲ろ꙲よ꙲後꙲輩꙲」


ではまた。

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