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アルファベット短編集

自殺を考えている会社員T

作者: 猿戸柳

 はあ、もうダメだ。疲れた。何をやっても上手くいかない。仕事では上司から罵倒され続け、同僚からは(さげす)まれ、プライベートでは異性とどうやって会話をすれば良いのかすら分からない。俺の事なんて誰も見向きもしないだろう。なぜ生まれたくもない世界に生まれ、大して生きたくもないのに生き、意味も無く死んでいくのか、足りない頭を懸命に働かせてもとんと見当がつかない。元々意味が無いなら最初から命なんて与えないで欲しい。神はきっと意地悪なんだろう。決して解明出来ない難題を人間にふっかけ、空の上から面白そうにほくそ笑みながら片肘をつき、我々を眺めているに違いない。そう思って寒空を見上げるが、生憎曇っていて神は姿をくらましている。大層なもんだ。お前が造った俺達はひどいぞ。狭い産道を必死で通り、おぎゃあおぎゃあと泣きわめき、そんなに苦しい思いをしているのに、抱き上げる側は嬉しそうにそれを見ているではないか。自分勝手も甚だしい。希望もクソも無い。きっと最初から世の中はそう言うもんなんだ。誰一人として、誰の喜びも、誰の悲しみも、誰の苦しみも、理解なんて出来ないし、はなから理解したいとすら思っていない。理解して欲しいから理解したふりをする。どんなに希望に満ちた言葉も、どんなに悲痛なうめき声も、別の誰かの耳に入った時点でそれはもう立派な他人事なのだから。

 いや、もしかしたら自分の事さえ他人事なのかもしれない。俺だって今、人間に対する愚痴を、居もしない神に垂れている。自分の鬱屈した感情も、行き場の無い怒りも、それを受け止めてくれる物も、人も居ないのを、全部神のせいにしている。何も出来ない無力感だけが背中にのしかかる。何も無いのにのしかかる。

 自分ではどうしようも出来ないコンプレックスを、こうやって他のもののせいにしてのらりくらり生きて来たのだ。そうやって自身を正当化するしかなかった。だからもう俺の中には何も無い。他に押し付けて来たせいで何も無くなった。ただ息を吸って吐く、空気の通り道に成り果てた。でもこんな無意味な通り道でも塞げば苦しいし、塞ぎ続ければ死んでしまうのだろう。そんな事を考えながらコンビニでロープを買う。店員は律儀にポイントカードがあるかどうか聞いてくる。今日死ぬ人間になんと阿呆な事を、と馬鹿にしかけたが、店員も見ず知らずの男に聞きたくて聞いている訳ではないだろう。金を稼ぎ、生きる為に聞いているのだ。今から死のうとしている人間が、休日も一生懸命せっせと働いている善人を(はや)し立てられるはずも無い。

 冷えきった空気の中を歩く。鼻がツンとして、頬がぱりぱりする。冬だし死んだら腐るまで時間がかかるのだろうか。臭いが強くなる前に誰か見つけてくれるのだろうか。死んでしまったらそんなのは関係ないか、頑張って生きている人間にあとは任せよう。

 隣に誰が住んでいるのかすらも分からないアパート。希薄な人間関係だが悪くはない。それが人間の本質だ。自分に満足出来ていれば存外他人の存在なんて気にならない。自身不満足の人間も違う意味で都合がいい。ただでさえ自分で自分を見下しているのに、これで他の奴と会ってみろ。(はらわた)が煮えくり返る思いをするだろう。勿論俺が、だ。そいつの人生なんて知らない。もしかしたら辛い思いをしているのかもしれないし、幸せに生きて来たのかもしれない。でも、俺の薄汚れた色眼鏡で見てもそんなのは分からないのだ。全部が全部、恨めしい。だから誰かを殺す前に自分で死ぬ。良い事だ。

 俺が死ねばこの部屋も晴れて事故物件だな。でもこの世に未練なんて無い。寧ろ早く居なくなってしまいたいくらいだ。現世に魂だけを残す気なんてさらさら無い。腐った死体から染み出して床にこびりついた黒い汁の方がよっぽど鬱陶しいに違いない。さて、どこか紐を通せそうな場所は無いだろうか。死のう死のうと言っている割に随分と無計画なもんだ。だって馬鹿なんだからしょうがない。もっときちんと計画を立てて、真面目に行動していたら今死のうなんて思っていないだろう。死んだあとどこに行くかは分からないが、そのくらいは馬鹿でも分かる。

「おい、お前死ぬのか?だったら死ぬ前にワシを食ってくれんか?お前と一緒に腐りたくないぞ」

どこからか甲高い女の声のような、はたまた男の裏声のような、奇妙な声が聞こえた。死ぬ前の幻聴だろうか。走馬灯は知っているが走馬聴(そうまちょう)なんて聞いた試しが無い。それにせっかくとれた休みだ。放っておいて欲しい。

「ここだここ。下だよ、下」

声は止まない。しょうがないから言われるがままに下を向く。

「違う違う。もうちょい遠くだ。そうそう」

かごの中に無造作に入った玉ねぎが目に入った。大分前に買った物らしく、てっぺんから黄緑色の芽がピョンと出ている。

「そう、ワシだ。死ぬ前にワシを食ってくれんか。腹に何か入っていようがいまいが、死んだらお前には関係ないだろう」

ただの玉ねぎだ。口がついている訳ではないが、話している。どういうことだ。

「ははは。よく分からんと言った顔をしているな」

幻聴のわりには意思を持って良く喋る。

「何でお前を食わなきゃいけないんだ。お前は俺に食われる為に生まれて来たのか?」

「別にそう言う訳じゃないがな。じゃあ何でお前はワシを買った?腐らせる為か?」

「……」

まさか玉ねぎに言い負かされる日が来るとは思わなかった。

「食って欲しいから食って欲しいと言って何が悪い。難しく考えるな。嫌なら嫌でワシは、不本意ではあるが、お前と共に腐っていくまでよ」

「玉ねぎだけ炒めて食うのか?」

玉ねぎは微動だにせずケラケラ笑い出した。

「ワシは食ってもらえれば生でも何でも良い。ただ、お前がそれじゃ寂しいと言うなら、他にも何か買ってくれば良いだろう」

玉ねぎの無い口の口車に乗せられている気がする。未だに玉ねぎが本当に喋っているとは信じられないが、俺とは違う考えを持っている。それに、じゃあ最後の晩餐にコイツの為に何か作ってやろうかと思い始めている自分が居るのも事実だ。まあコイツの為と言いつつ、コイツは俺に食われる羽目になるのだが。

「料理は上手くないぞ」

とは言ったものの、何を作れば良いか思いつかない。とりあえず冷蔵庫を開けてみるが、発泡酒が数本あるだけだ。こういう刹那的な快楽に身をゆだねる物の準備だけはちゃんとしている。自分の浅はかさには笑えてくる。だから死ぬんだ。冷蔵庫の隣の棚を漁る。封を切って少し食っただけのさきイカ、サバ缶、サバ缶、ツナ缶、焼き鳥の缶詰……

「あっ」

奥の方に新品のカレールウが隠れていた。賞味期限はとうに切れている。まあこれから死ぬんだからそんなのどうだって良い。俺の期限ももうすぐ切れる。それに簡単に作れそうだ。

「カレーでどうだ、玉ねぎ」

「お前が良いならワシはそれで良い。じゃあニンニクと根菜、その他野菜と肉も必要だな」

またあのどんよりした空の下を歩くのか。なんか悔しかったのでコイツも道連れにしてやろう。

「じゃあ玉ねぎもついて来い」

「食ってくれるのならそれくらいしてやっても良い。でもワシは一人では動けん。鞄にでも入れてくれ」

「そうか」

玉ねぎをむんずと掴む。水分が抜けて中身がしなびていたのか、茶色い皮がくしゃりとひしゃげた。

「大丈夫か?」

「平気だ平気。腐るよりずっと良いわい」

よっぽど腐るのが嫌らしい。なんのプライドだろう。

 スーパーで野菜を買うなんていつぶりだ。きっとこの玉ねぎを買ったのが最後に来たときだろう。じゃあせいぜい一、二ヶ月前か。最早時間感覚もハッキリしていない。土曜日だから家族連れが多い。俺は玉ねぎ連れだ。ひとまず野菜を買うか。

「なすざんす」

また声が聞こえる。どうやら他の人は気づいていない。俺だけに聞こえている。それにやけに艶のある声だ。確かに紫色だし、野菜の中では妖艶な雰囲気を持つのかもしれないが、あまり深く考えたくない。なすは丁寧にビニール袋入れられていて作った人の顔の写真まで貼ってある。俺より大事に扱ってもらえているようだ。ただ、両親の顔写真を服に貼りたいとは思わない。試しに一つとってみる。

「ちょっと、どこ触ってんのよアンタ。もっとお上品に持つざんす」

上品も何も、切って鍋に入れるのに何言ってんだこのなす。声に出すと完全に変質者になるので、さりげなく持ち方を変えてみる。

「こらこら!へたをつまむんじゃありません!全くお下品ざんす!」

もうよく分からない。なすはおたんこなすだ。へたはお前にとってなんなんだ。まあ食えればそれで良い。玉ねぎみたいな事を考えなからかごに入れる。

「ニンニクでござる」

「じゃがいもでごわす」

「にんじんでゲス」

「私の名前は細切れ肉と申します」

さすが牛肉、格調高い。半額シールが貼られているのが玉に(きず)だが。一通り揃った。さあ、帰ったら最後の晩餐だ。

 

 キッチンを使うなんていつ以来だ。作ってくれる人なんて勿論いないし、俺が作る事も無かった。でもまず米をとがねば。これくらいは出来る。今日死ぬし一合で十分だろう。シャクシャクと米ぬかを落としていると、

「あはは、転がされて目が回るよ」

と子供のような声が聞こえて来た。米も喋るのか。野菜も喋ってるし今更驚かない。あとは水に浸してしばらく放っておこう。次は変な野菜共だ。

「とりあえずお前らは全部煮込めば良いのか?」

「お前は馬鹿か!まずニンニクとワシを油で炒めろ。あとその鍋もまな板も包丁も、埃をかぶっているではないか。ちゃんと洗え」

いちいちうるさいが確かにコイツの言う通りだ。玉ねぎ閣下のご命令通りに、料理道具を水にくぐらせ、軽く洗剤を付けたスポンジで洗浄する。最初は冷たかった水が、全てを洗い終える頃には丁度いい温度に温まり、かじかんだ手がほぐれた。

「よし、ワシ達を軽く洗ってから全部を切れ。その方が後々楽だぞ。あと先に油をしいて鍋を温めておけ。強火にしすぎるなよ。ワシらはすぐ焦げる。まあ腐るよりはマシだがな」

「分かった分かった。それで、切っても痛くないのか?」

「ははっ、心配してくれるのか。安心せい。ワシらに痛覚は無い。痛かったら食えなんて言わん」

茶色い皮を剥がれ、白くつるりとした玉ねぎの言い分はしっかりしている。

「確かに。じゃあ思う存分刻ませてもらう」

「待て、ワシはくし切りにしてくれ」

本当にいちいちうるさいし細かい。だが作ってる間ずっと悪態をつかれるのは流石に勘弁して欲しいから、言われた通りにする。くそっ、これじゃ会社と何も変わらないじゃないか。腹が立つ。しかも目と鼻につんと来る。

「なんだ、泣いているのか?」

「……玉ねぎ、お前のせいだ」

鼻水も出て来た。ただの空気の通り道では無かったらしい。包丁にも玉ねぎの汁が付いていたから洗って他の野菜も切る。なすが「ざんすざんす」うるさかったのだけ覚えている。

「よし全部切ったな、じゃあワシらを丁寧に炒めろ」

「よろしくお頼み申し上げるでござる」

玉ねぎは細かく切られても尚、偉そうに話す。ニンニクは少し面白いし、丁寧だから許してやろう。鍋に放り込むと油と水分が爆ぜていい音を立てた。しばらく炒めると、ニンニクの良い香りと玉ねぎの甘みが漂って来た。

「なかなか良いではないか。次はゲスとごわすを入れてくれ」

ゲスとごわす?ああ、にんじんとじゃがいもか。それよりなかなか良いって言ったのか、玉ねぎは。褒められたのなんていつぶりだろう。この玉ねぎを買いにスーパーへ行ったときよりずっと前である事は確かだ。適度に油を纏い、根菜達が美味しそうに照り始める。

「そーっとざんす!あちきは繊細ざんす!」

なすは好きだがこのなすは好きになれない。それにざんすがたまに斬首に聞こえてくる。まったく、俺は首をくくろうとしているのに。切ってしまったらロープを通せないだろうが。

「私が最後ですか。ふふっ、やはり牛肉であるから当たり前か」

こいつ、最初の印象と少し違うな。ナルシストだ。牛肉だからナル牛ストか?まあ半額だったから大目に見てやる。

 野菜、肉にまんべんなく火が通って来た。

「じゃあ水を入れ、煮込むのだ。灰汁を取るのを忘れずにな。肉からは沢山出るぞ」

「牛肉である私に失敬だぞ、玉ねぎ」

「喧嘩をするな。どっちにしろお前らは俺に食われるんだ」

「食われるんだから好きな事を言っても良かろう」

全く口が減らない、この玉ねぎ。最初から口が無いから減りようが無いのか。そろそろ米も水を吸っただろう。炊飯器のスイッチを入れる。

「いいタイミングで米を炊いたな。あとは灰汁取りしてルウを入れるだけだ」

大した時間を掛けて作った訳じゃないが、コイツらと格闘して謎の達成感が湧いて来た。灰汁も湧いて来た。本当に灰色をしている。

「どうも私の灰汁を取って頂き、誠にありがとうございます。これでカレーの味が落ちなくて済みます」

牛肉だ。えらく礼儀正しいし、へりくだっている。そうか、灰汁が抜けた影響か。なんだかおかしくなって笑ってしまった。

「そろそろ火が通った感じがするでゲス。竹串で刺して確認して欲しいでゲス」

「でごわす」

根菜ちんちくりんコンビが何か言い始めた。

「竹串も洗うんだぞ」

「分かってるよ。いちいちうるさいな」

すっと人参に竹串が通った。ごわすも刺せ刺せやかましかったので、確かめてやったら大人しくなった。しかしこれだけ話をしたのは久しぶりだ。喉がひりひりする。

「うむ。ルウを入れる事を許可する」

何様かよく分からない玉ねぎ様にももう慣れた。ポキポキとルウを割り入れる。野菜や肉の色が染み出した汁が茶色に染まっていく。子供の頃にかいだ、懐かしい香りが漂う。食欲をそそる。

「焦げない様に適度にかき混ぜるんだ。そうそう」

米の炊けた音がした。カレーも大分いい感じだ。

「玉ねぎのお陰でいい具合じゃないのか?」

「うむ。お前はなかなかいい腕をしている。あとは味だな」

皮肉のつもりで言ったら普通に褒められたので、面食らった。

 いつも買った惣菜をフードパックに入ったまま食っていたから皿も軽くすすぐ。玉ねぎは黙っていた。炊飯器を開けると湯気がたち、

「上手く炊けたよ!」

と米達が騒いだ。一合しかないから大した量じゃないが、一応しゃもじで軽く混ぜてから皿によそう。それからお玉でカレーもよそう。「初めまして」とか「良い白色をしているな」とか言っている。スプーンも洗い、酒もせっかくだからグラスに入れる。でも何か落ち着かない。そうだ、俺はいつもライスが左、カレーが右に来る様にしていた。でもこれじゃ反対だ……これでいい。よし、あとは食うだけだ。

 いつもはただ黙って食い始めて、飲んで酔っぱらってで終わりだったが、自分で作ったカレーを目の前にすると、それだけでは勿体ない気がした。手を合わせて、

「いただきます」

と言う。

「召し上がれ」

と返って来た。食い物に返事されるのは実に奇妙だ。スプーンですくい、口に運ぶ。少し感慨深い。

「上手いか?」

「……うん。玉ねぎから良い甘みが出ている」

「そうか」

「ニンニクも食欲をそそる良い香りだ」

「でござるか」

「じゃがいももほくほくしている」

「でごわすか」

「人参は正直苦手だったけど、自分で作ると食えない事も無いな」

「でゲスか」

「なすは元から好きだ」

「口説いても無駄ざんす」

「牛肉はやっぱり王様だな、入っているだけでワクワクする」

「光栄です」

「米も美味い。カレーだけじゃ味が濃過ぎるからな」

「わーい!」

カチャカチャとスプーンと皿が擦れる音だけが狭く汚い部屋に響く。

「……ふん、まあ俺が作ったからな。当たり前だ」

煮込んでクタクタになった玉ねぎが答える。

「そうだ(つとむ)、お前が作ったんだ。お前がワシらを美味くしてくれたのだ。ワシらにはそれは出来ん。ありがとう」

「どういたしまして」

「お前はただの空気の通り道じゃない。空っぽじゃない。ワシらがお前になるんだ。きちんとお前には中身が詰まっておる。美味いと言って食ってもらえて、お前の一部になるのが嬉しいのだ」

「……」

「大層な事なんてしなくても考えなくても良い。食って寝て糞して生きていればそれで良い。美味い物を食って美味いと思えれば十分だ」

「……」

「なんだ、また泣いているのか?」

「……玉ねぎ、お前のせいだ」

「そうかそうか……して、お前は気張ってカレーを作り過ぎたようだな。まだ鍋にたくさん残っておる。これを今日だけで食う事は出来ないんじゃないか?ワシらは腐りたくない訳だが」

この玉ねぎはなかなかの策略家だ。まあ今となってはどうでも良いか。

「お前らが食って欲しいと思っている間は死なないでいてやる」

「そうか」


 あの日以来俺は自炊を始めた。今はスーパーで買い物をした帰りだ。相変わらず空はくすんでいるし、毎日の仕事も辛い。

「おい努。今日は何を作る」

また声が聞こえて来た。俺は口から白い息を吐きながら、

「カレーだ。ビターチョコや蜂蜜を入れても美味くなるらしい」

と言った。

口の無い玉ねぎは笑いながら、

「そうか」

と満足そうに答えた。

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