表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
GENOM-劣性遺伝子-  作者: ももす
1/3

櫛木宗一郎



2025年一番のニュースと言えば世界中の誰もが

同じ事件を想像するに違いない



その年のノーベル賞は特に科学の分野が注目を集めた。


ヒトの遺伝子を改変し、より優秀な遺伝子に組み替える

懸念されていた人体へのリスクも無し

遺伝的な病気や生活疾患からの解放


〝ゲノム編集〟


世界はそう呼んだ。


そして会見は約18秒、前代未聞の短さだ。


「この発見こそ、世界を破滅へと導くだろう」


櫛木宗一郎(くしき そういちろう)はそれだけを言い残し席を立ってしまった。


そして次の日

受賞者や関係者、王室に政治家、錚々たる面々が

参加するパーティにその男は現れず

心配した秘書がホテルに呼びに行く事となったが

ベッドに横たわり変わり果てた櫛木の姿があるだけだった。


変死、世間ではその日以降

自殺や他殺あらゆる調査と憶測が為されたが

それ以上の情報がおおやけになる事は無く

人々の記憶から事件が薄れていくのにそれ程時間は掛からなかった。



―それから500年後の世界―


|

|

|

|




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ