【エッセイ】我が家の飼い猫を超イケメン主人公にした、ちょっぴり大人向けの恋愛小説を書いた理由 ~超可愛い子猫時代の写真を載せてるので、よかったら見にきてね!~
我が家には、猫が居る。
「てぶくろちゃん」という名前の、メチャメチャ格好いい雄猫だ。
額にMの模様が描かれている。
ガッチリとした大柄で、体重は6kg。
全く太っておらず、引き締まった筋肉質の体だ。
セミロングの被毛のせいか、とても大きく見える。
栗色の被毛は、手触りがメチャクチャいい。
寝顔も、メチャクチャ癒やされる。
不機嫌そうな顔も、格好いい。
性格はクールだ。
殆ど鳴かない。
人間の食べ物を出しっ放しにしていても、決して食べない。
オヤツを貰う時だけは、甘えたような声を出す。
だけど、やっぱり殆ど鳴かない。
「てぶくろちゃん」は、動物愛護センターから里親として譲り受けた。
家に来た時は、恐らく体重は500gなかったと思う。
メチャメチャ小さい。
弱々しくて、痩せてて、手に持っても体重を感じなかった。
食欲も余りなく、お湯で子猫用プレミアムフードをふやかしてあげても、少ししか食べない。
本当に、少食な子猫だった。
それでも、ちゃんと成長した。
食は細いが、元気は良い。
小さい頃は悪戯も、いっぱいした。
いっぱい噛まれた。
それも、乳歯が生え変わる頃には徐々に治まる。
そして、生後4ヶ月の時に去勢手術をし、タマタマを取ってもらった。
今では、栗色の被毛を煌めかせながら、宝石のように輝く黄緑色の瞳で、冷たく飼い主を見下ろす。
本当に、溜め息が出そうになるほど美しい、黄緑色の瞳。
宝石のペリドットのようだ。
宝石のように輝く黄緑色の瞳で見詰められると、飼い主は人間だが、恋をしそうになる。
「てぶくろちゃん」が人間だったら、嘸かし美しい男性になるだろう。
クールで。
超イケメンで。
背が高くて。
黄緑色の瞳をしていて。
セミロングの栗色の髪を煌めかせて。
無口で。
毎日、ダラダラと過ごす。
猫だから仕方がない。
そんな「てぶくろちゃん」を見ていたら、ふと、小説が書きたくなった。
タマタマの無い「てぶくろちゃん」を擬人化し、超イケメン主人公にした、ちょっぴり大人向けの恋愛小説を。
そんなこんなで、「てぶくろちゃん」の格好いい姿を眺めながら、仕事が休みの時に小説を書いている。
本当に「てぶくろちゃん」は、溜め息が出そうになるほど美しい。
吸い込まれそうだ。
ちなみに、どうして「てぶくろちゃん」という名前なのかというと、それは前足が手袋をしているみたいに真っ白だから。
だから、見たままの名前を付けた。
「てぶくろちゃん」と。
~おわり~