表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/11

世界の選択と勇者

世界には、勇者がいる。

勇者は異世界から世界の選択により選ばれる。


選ばれ、呼ばれるタイミングはその都度何らかの理由があるが、ない場合もある。


世界に導かれることで召喚されながら、

この世界で何を成すでもなく、ある日ふと世界の社会から消えた勇者もいた。


そして、例え世界の選択により召喚された時、

その時代に君臨していた魔王を討伐したとしても、元の世界には帰れず、基本的にはこの世界に居残り続けるのがこの世界の「異世界転生召喚勇者」だ。


そのため、世界に勇者と元勇者が同時に存在することも多々あるのでである。

複数人の年齢層の異なる勇者が存在することもある、比較的アバウトな世界だ。


勇者の話をしよう。

現28代目勇者。

世界の選択により選ばれたその勇者は、世界の加護を受け、

剣技を磨き、魔法を駆使した万能の勇者である。


髪は赤髪。

スッとした顔立ちと、180㎝程度の外見もあり、まさにTHE勇者と言ったところだろう。


現在は魔王の居所を探しながら仲間とともに世界を旅している。

まさに、勇者っぼいと断言できる。


歴代の勇者はそれぞれ能力や特殊技能が召喚されたときに世界により付与される。

そして、その能力や特殊技能によって、世界に住む住人もその者が勇者だと気付き、また敬うのである。


ほとんどの場合、召喚された後に勇者だと周りに認知されるのは比較的容易いことなのである。


一部の例外を除いては。


少しばかり歴代勇者の強さについての話をしていこう。

どの勇者も強さという意味では全員尋常ではないが、

歴代勇者の中で最も圧倒的な力を持っていると言わしめた勇者が、

その実、最も癖が強く、そして勇者っぽくない、


今回の物語の主人公、「26代目勇者」である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ