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君のこと

君には彼女が誰なのか

言ってなかったね。


彼女はある日僕たちを見ると

うしろから大きな声で

僕の名前を変わったあだ名で呼んだ


そして

君の方も見て


笑顔で

「楽しんで」


と無邪気に笑顔を見せ去っていった


その後ろ姿を見て

女の子のことを

あの日以来めったにほめない君が


「可愛いよな」


なんてつぶやいたから

僕は返すのにこまった


ただ

「あぁ」

とだけ言った


「お前らさ、付き合ってんの?」


君はいともあっさりとそんなことを

聞いてきた

君とはそんな話めったにしないから

とまどった。


「なんで?」


「いやなんとなく。」


「あぁ。。」


「仲いいよな」


「そうか?」


「嫉妬する。」


まさかの三角関係だった。


別に気にはしなかった。


だって彼女は僕のことを

泣くほど好きだから


そこにだけは自信を持っていた。


「がんばれよ。」


帰り妓は君は僕にそんなことを言った。


君は何もかも知っていたかのように

そう言ったのだ。

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