鏡と君
朝が来たね おはようございます
君は呑気にあくびをしている
僕は君を見ることができるけど
君は僕を見ることはできないんだ
君の周りの空は快晴で
ポカポカ陽気 楽しそうだな
僕の周りの空は真っ暗で
ヒヤヒヤ陰気 寂しいんだ
どうして? どうして?
何故そっちに行けないの?
阻むものは一枚の鏡だけなのに
鏡の先は君のいる世界
暖かそうだ 楽しそうだな
少しでもいいからお願いだ
そっちに行かせてよ
夜が来たね おやすみなさい
君は布団の中で泣いているね
僕は君を励ましてあげたいけど
話しかけることすら叶わないんだ
君の部屋を映す鏡を
通して出来るのは
君を見るただそれだけ
どうしてなんだ どうしてだ
何故君と僕の鏡は繋がった
教えて?教えて?
何故そっちに話しかけれないの?
阻むものは一枚の鏡だけなのに
鏡の先は君のいる世界
行きたいんだ 伝えたいんだ
もどかしいよ
夜はまだまだ続きます
お願いだから泣かないで
君は僕に希望をくれた
陽の光の当たらない僕の世界に
君の笑顔がほんの少しの
希望の光をくれたんだ
だからお願いだ 神様
少しでもいいから行かせてくれ
光は僕を包み込んで
鏡の先の君の世界へと
踏み入った僕は君を見つめる
悲しいこともあるだろうさ
だけど負けないで 僕がいるよ
お願い 笑顔を見せておくれよ
大好きだ そして
ありがとう
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