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篠宮です。-育児と家事となんかいろいろ-  作者: 篠宮 楓


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14/18

たまには詩。

めっっっさ暗い言葉が続きます。

むかーしむかし書いた詩が今でも当てはまるなぁと思いながら、ちょっと書き直してみました。

いやめっちゃ暗いや(苦笑

朝。


朝とは、なんて暴力的なブツだろう。


まず、明るいし眩しい。




――人は光のある方へ向かおうとする



、らしい。

そんな事を聞いたことあるけど、私には当てはまらない。


私は常に探してる、私が隠れられる場所を。






――そんな顔してたら、上手くいくものもいかなくなるよ!






あぁ、暴力的なポジティブ感情。


前向きさは、時として他人の心を抉るナイフになり得る。






――大丈夫! 私はあなたを信じてるから!






あなたたちが眩しすぎて、あなたたちの善意に押しつぶされそうだ。

こっそりと、どこかの隅で蹲っていたいのに。







――できると思わないからできないんだよ。後ろ向きな言葉を口にしちゃダメ、私は絶対できるって思わなきゃ。




もうそれができる時点で、その人は前に進んでるから。すでにそれは私じゃない。





明けない夜はないかもしれないけど、乗り越えられない夜は終わらない。


……終われない。


終りの見えない――その時間を、ずっとずっと続けていくのだろうか。








――大丈夫だよ頑張って!




――信じていれば、絶対叶うからね!








悪意のない言葉が、善意の気遣いが、私の本音を固めて固めて小さく小さく……








「信じていれば、願いはかなうよ。頑張って」








なら、私の信じる力が足りなかったの?


その所為で、こうして苦しんでるの?




周りに迷惑をかけて、周りに心配をかけて、周りに慰められて――




罪悪感で、押しつぶされそうだ。












期待が、期待だけで終わる





……私の中には、何も残らない














唯々 認めて欲しかった。






頑張ったのに。


辛かったのに。


大変だったのに。


我慢したのに。






唯々 認めて欲しかった。






応援じゃなくて。


肯定を。






唯々 私を認めて欲しかった――

私は実は

「家族だから」

「大丈夫」

「がんばれ」

この言葉が、ちょっと苦手だったりします。

自分が使うにも、誰かに言われるにも。


でも、きっと、最後の「がんばれ」だけは、言われたいし言いたいんだろうなとか思う。

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