表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12



「いってらっしゃ~い」


翌日は早起きして、お勝手を手伝う。

夏雪君にお弁当を渡して送り出し、今日も麗しくてキレイだなぁ心が洗われると、ルンタッタルンタッタしながら台所に戻ると、昨日の夕飯時から浮かぬ顔をしていた月弧さんにがしっと肩をつかまれる。


「雀女!! お願いじゃ、力を貸しておくれ!!」

「ふえっ?」

「夏雪の(みさお)の危機じゃ!! うかうかしていると、あやつめが借金のカタに身売りしかねん!! わらわは守護としてあやつめの諸々(もろもろ)を守る義務がある!」

「みさお? 身売りって……」

一瞬考える。

「パパ活?! そんなっ、夏雪君はわたしの天女様なのに、そんなのダメ!! ムリッ!! で、でも、月弧さん、わたし、お金はあんまり……、えっと、どうしよう?」


月弧さんが力強くシャキン、と爪を掲げる。

「宿代の督促(とくそく)に行く!! 〈渡し風の間〉の客を起こすのを手伝っておくれ!!」


「あのずっと眠りっぱなしの巨人さん?」

「夢掘りのだいだら坊じゃ。夢で掘り出した鉱物をこっちに運んでくる。本来なら月払いだが、起こす合言葉を知っているのが先代だけで、ずっと滞納したままになっておる。こうなったら多少手荒にしてでも奴を叩き起こして清算してもらう!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ