表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

96/327

ダンジョンリオランド

シルク爺から念話で呼ばれて、リオランドを訪れた。


『シルク爺きたよー?』

『おー、リオールよ。待っておったぞ』


あれ?久しぶりだったかしら?


『なんか用事あったかしら?』

『またここで誕生した童たちと契約してくれんかの?』


はっ?この間、すごいたくさん名付けして契約した気がするけれど。

全員と契約したのに、また増えてるの?

って言うか、リオランド広がりすぎでは?


『カイトーカイトー』


(お呼びでしょうか?)


わーい、来てくれた。


『リオランド、なんでこんなに広くなってるの?』

この間きたときとは、比べものにならないくらい広いんだけど。


(リオール様とリオランドが繋がっている間は拡張しつづけますので)


『いやでも、限度とか?』


(ないです)


ないの!?


『広がり続けると?』


(では、地下に階層増やしていきますか?)


『出来るの?』


(もちろん、リオール様のダンジョンですので)


そうなのね。

ここに住んでる子達に、希望聞いてみようか。


『シルク爺、階層増やせるみたいなんだけど、どんなのがいいと思う?森?砂漠?海?雪山?山脈?洞窟?』

『我はここで良い。他のものに聞いておこう』


(リオール様、ダンジョンマスターなので、ステータス画面からみなさまに連絡できますよ?)


『そうなの?』


それなら、やってみようか。

地下に階層を増やします。

希望の空間があれば、多い希望から順番に増やしていくことにします。

連絡ボタンを、タップ。


うわっ、みんな反応早いな。


出揃うまでに、もうひとつ連絡。

まだ契約してない子で契約したい子は、名前自己申告ですので考えてね。決まったら、こちらに来てくれたら契約します。

連絡ボタンを、タップ。


ダンジョンマスターをタップして、ダンジョン内の子達を確認。


スライムは分裂した子と生まれた子がいるわね。


フォレストちゃん達も増えてるの?


そんなに、魔素あまってるの?ここ。

とりあえずいいわ、契約するわよ。

私の契約獣っておかしな数になってるわよね?そして、ずっとふえていくのよね?

あれ?色んな意味で大丈夫なのかしらね?

ステータスは表面上契約獣とか表示されないから、いいかなって思ってるけど。


ここの契約獣ってダンジョンマスターとの契約って扱いみたいだから、ここ以外ではダンジョンマスター扱いではないのだと思う。

契約する子は、お願い通り名前を申告してくれるから、契約はサクサク終わった。


あとは、階層ね。


『カイト、階層ってダンジョンマスターのステータスから作れるのよね?』


(その通りです)


ふむふむ、どれどれ。

階層の広さは、魔力の量で決まると。

森とか砂漠とかはオプション扱いなのね。

これも含めて魔力が必要と。

木を増やす、オアシスを作るとかはスキルポイントも使えると。

なるほどなるほど。

どっちもすごいもってるから、どんどん使うわ。


『リオール、だいたい出揃ったし、我らでも色々決めたぞ』


私抜きで?

まぁ住んでるの君たちだしね。


『どんな感じ?』

『うむ、まずここは地上階として0階層とする』


ふむふむ。


『地下1階層は草原エリアにしたい。広さはここと同じで良かろう?』

『いいけど、草原に必要なものは?』

『それなんだが、先に作ってみてくれんかの?他に何が必要かわからん』


あーそうよね。


『わかったわ、広さはここと同じで草原ね』


タップ、タップ。

あー魔力5000万ですか。

全然足りますよ。

階層作成をタップすると、一瞬グラッとしてすぐにおさまった。


『1階層できたみたいよ?』

『お主、階段はどこぞ?』


あれ?どこだろう?


『カイト、ダンジョンのマップとか見れないのかしら?』


(ダンジョンマスターステータスのどこかに項目あるはずですよ)


『アレド、マップどこかしら?』

『ご自分でお探しには、なる気がないのですね、わかりました。リオランドをタップしてください』

『でたわ、マップ』


階段は…どこ?


『アレド、階段ある?』

『ありませんね、階段もオプションなのでは?』


えっ!?マジで?


『カイト?階段オプションなの?』


(そこまで把握できてません)


わからないなら、作っちゃおう。


『シルク爺?階段作るならどこがいいかしら?』

『リオールよ、これからも階層増やすんじゃよな?』

『そのつもりだけど』

『階段より昇降機にしてくれんかの?昇降機の中は空間拡張して、広げて我が乗れるくらいにしてくれぞ』


わがままだなー。

まぁ、ダンジョンと言っても、攻略する人もいないし、昇降機いいかもね。

階層増えたら、昇降機も追随するようにしておけば、自動で伸びていく感じでどう?

いや、転移装置みたいなものの方が良くない?


『移動方法はちょっと考えさせて、とりあえず今日はこの辺に階段つけとくから』

『あい、わかった』

『リオール様、ちょっと待ってください。ここがダンジョンならオプションに転移装置ありませんか!?』


はっ!?あるかも!?

オプションの一覧どこだー出てこーい。

あっ、一覧あった。

転移装置…転移装置…


『アレドあった!1台1億スキルポイントだわ』


余裕よね。

階層に1台用意して、増やしたらリンクしていけばいいのね。


『シルク爺、階段も昇降機もやめて、転移装置にするけど、いいわよね?』

『うむ、最良じゃの』


じゃあ、この階層と1階層に転移装置オプション追加。

おー出たわ。なるほど?


『この階層の転移装置に魔力登録すれば、他の階層に行けるみたいだから、みんな順番に登録するようにして?で、草原エリアで欲しいものまとめてて欲しいかな、シルク爺いいかな?』

『うむ、承知したぞ』

『まとまったら、また念話で呼んでくれたら来るから』

『あい、わかった』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ