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大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


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327/335

神凪一族緊急招集28

累計PV3,390,000PV突破です。

リアクション37,000突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

「で、今度は何を持ってきたんだ?」


理芳(りおう)にため息混じりで言われた。

何よー。

たぶんとてもいーものなのにー。


「「たからばこー」」


輝理(かがり)煌理(きらり)はいつも、息ピッタリだ。

私はインベントリから宝箱を出した。


「えみねえ、鑑定して?」


笑理(えみり)は赤ちゃんは連れてきてない。

お屋敷でお昼寝中だそうだ。


実は果梨(かりん)の赤ちゃんにも笑理の赤ちゃんにもまだ会えてない。

もう少し待ってね、と言われている。

早く会いたいなぁ。


と、今は鑑定ね。


「えっ!?何これ?」


やっぱり驚くよね。


「笑理、鑑定結果は?」


理芳に促されて、笑理が口を開く。


「ギフトの宝箱。ミミックを倒して得た宝箱。1人1回だけ開けられる宝箱。

開けると、新たにギフトがもらえる。

鍵穴に撃ち込まれたアローの正確さと魔力量から1000人にギフトをもたらす宝箱、だって」


1000人!?

あれ?


「えっ!?りおは最低100人って鑑定だったよ!?」

「なら最高が1000人ってことなんじゃねぇの?」


なるほど?

そういう解釈もあるのか。

ホントに鑑定って、人それぞれなのねぇ。


「で、スノーピークは開けたのか?」


「「「「「「「まだー」」」」」」」


「なんだ、開けてないのか?」


いや、だって。


「先に報告した方がいいかなって思ったから」


ねぇ?ってみんなと顔をみあわせる。


「へぇー?お子様も成長してんだな、そんなこと考えられるようになったのか」


理芳が笑ってるし。

だってもうすぐ6年生だもん。


「で、お前らこれどうするつもりだ?」

「えっ?」


みんなであけるんじゃないの?


「「じゅんばんにあけるー?」」


だよね?


「1人1回だけだからねー」


スノーピークで独占する意味ないよね?


「みんなも開けるんだぞ!」


神凪(かんなぎ)の敷地に住んでる人とか神凪コーポレーションの人合わせても500人くらいじゃないの?

みんな開けたら良くない?


半分くらい残ってたら、赤ちゃん増えても余裕でしょ?

そう言ったら、理理(りのり)


(しおり)とか悠介(ゆうすけ)とか星空(せら)とかもいい?」


もちろんいいでしょ。

神凪の人って括りだったよ?

銀の三日月とか虎牙(たいが)とか。


「なら、誰から開ける?」


理芳が問いかけると、


「ここはスノーピークからだろ?」


理結(りゆう)が、私たちからだと言う。


「それなら、俺から開けるんだぞ!」


トップバッターは(あらし)だよね。

嵐が宝箱に手をかけて、フタを開けた。

一瞬嵐が光った。

今のでギフトもらえた?


「嵐、ステータス見てみろ」


理芳に言われて、嵐がステータスを確認して笑った。


「ギフト増えてるんだぞ!」


ホントに、増えるんだ!?

なんのギフトかは、あとで確認するとして今は順番に宝箱開けていくべきかな?


「次は?」

「かがりあけるー」

「その次、きらりあけるー」


はい、開けてくださいな。

みんなちゃんとギフトが増えてるようだ。

(らん)も開けて、洋太(ようた)も開けた。

シュウも開けて、最後に私も開けた。

みんな順番に光っている。

ステータスを開くと、確かにギフトが増えていた。


「俺たちも開けていいのか?」


理芳が聞いてきたので、みんなで頷いた。

どーぞ!


理一(りいち)世代が開けて、親世代が開ける。


子供世代も開け終わったら、みんな自分の新しいギフト気になるよね。

私も気になる。


『アレド、どういうことだと思う?』

『予想外のギフトですね』


増えた私のギフトは【アカシックレコード】だった。

この間、閲覧と検索の魔法陣を手に入れてウキウキだったのに、まさかのギフト?


『ちょっと戸惑うわね』

『ですね。でもこれで創造魔法と組み合わせたら、魔導具色々作れそうですよ?』


確かに。

アカシックレコードには、簡単にアクセスできるのかしら?


『アレドもアカシックレコードにアクセス出来る?』

『出来ますね。これは知識欲が満たされそうですね』


あっ、シュウからテレパがきた。


『シュウ?どうしたの?』

『あとで相談ある』

『ギフト?』

『そう』

『わかった。スノーピークのみんなはいない方がいい?』

『いや、いても問題ない』

『わかった、あとでね』


なんか変なギフトだったのかな?

他のみんなはどうだったかな?


理織(りおり)、この宝箱どうする?誰が保管しておく?」

「?執事さんとかメイドさんとか料理人さんとかも開けるんでしょ?神凪コーポレーションの人とか、それまでおじちゃま持ってて?」

「いいのか?」


いいよね?とみんなを振り向くと、頷いてた。

だって、スノーピークが持っててもしかたないよね?

もう開けたし。


「わかった、しばらく預かるな」


はーい!って返事したら、他に議題もなかったみたいで、解散となった。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

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