微々たるものだったな〜理結
累計PV3,80,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
「いやー凄かったなー」
虹樹の一言に尽きるな。
さすが世界最強のドラゴンの人化だな。
やっぱり人間を超越した美のかたまりだったな。
言葉に表せない美しさとかホントにあるんだな。
俺たちも、神凪一族は美形だとは言われていたし、ストーカーやら変な人にターゲットにされやすいから、そこそこは整ってるんだろうな、くらいの認識ではいた。
兄貴も結婚式の映像が流れた時に、かなり周りがざわついてたしな。
あの王子様はどこのタレントだってな。
理理は、治癒能力もプラスされて、聖女扱いされてたしな。
理律と遥翔も、変なのに執着されてたな。
だから、目立つ容姿ではあるんだと思うんだがな。
アレを見た後だと、そこそこ美形どころか、微々たるものとしか、思えなくなるな。
比べる意味もないんだろうけど。
人とドラゴンだしな。
だがしかしだ。
「あの御仁たちを連れて、観光に行くわけだが、どうするよ?」
どこに連れて行くよ?
「俺は車で移動すりゃいーかと思ってたんだけどな」
琉樹が言ってため息をつく。
「だよな、電車に乗りたいだもんな」
「ごめん、俺が電車の話とかしたから…」
理人が、謝る。
いや謝る必要とかなくね?
「別に理人のせいじゃねぇだろ?」
虹樹が言ってくれた。
しかし、あのキラキラしい人たち、電車に乗って大丈夫なのか?
周りの一般人耐えられるか?
美しさに気絶したりしない?
「少し乗れば満足するかもしれないし、人が多くて嫌になるかもしれないしな」
「とりあえず、観光する場所決めてからルートとか手段考えない?」
光理の意見に賛成だな。
「東京で観光といえば?」
「浅草?」
なるほど?
「スカイタワー?」
なるほど?
「水族館?動物園?」
でもダンジョンにたくさんいるんじゃねぇ?
「屋形船とかは?」
それもいいかもな。
って、ちょっと待て?
「あのさ、気になってんだけど、ドラゴンが人化したらドラゴンの重量のまま人の姿してんの?それとも姿にあった重量になってんのか?」
「あっ、ドラゴンの重量のままだったら何も乗れなくないか!?」
だよな、トンだろ?重さ。
重力魔法で軽くできるのか?
反重力魔法?とかあんのか?
軽く出来なかったら、どこにもいけなくねぇか?
いやいや、行けるの前提で考えとかないと。
「とりあえずそこは、後で確認するとして、観光する前提で話すすめるぞ」
「なら、東京で食べるなら?」
理音の質問には、愛理が答える。
「そもそも、こっちの食べ物を食べたことないんでしょ?なんでも喜んでくれるんじゃないの?」
確かになぁ。
「理人、理織は何を食べて喜んでた?」
「そうだよな、リオールと同じ世界から来てるんだもんな」
虹樹が納得してる。
「あー、りおは、とりあえずスイーツだよな。
向こうは甘いもの、ほとんどなかったみたいだし」
そういえば、ドライフルーツしか無いみたいなこと言ってたよな。
「ご飯ものだと、カレーは好きだよな。カツカレーとかハンバーグカレーとかは幸せそうに食べてる」
塩味しかないって言ってたな。
「あとは、半熟玉子とか生タマゴは最初、お腹こわすよ?大丈夫?ってビビってた」
そう言って理人は笑う。
「今は大好きだけどな、とろとろの半熟玉子も生タマゴも」
「あっ、ならさ。東京駅で色んなもの食べたら良くない?ドラゴンってたくさん食べるんじゃないのか?」
どのくらい食べるのか確認しなかったな。
「本人?本龍?が気になったもの食べてもらった方がいいかもな」
確認したら、重量はそのままだが、反重力魔法で軽く出来るそうだ。
食べる量は、人の姿で食べてみないとわからないそうだ。
そりゃそうか。
エンシェントドラゴンからウロコを1枚渡された。
ウロコを換金して使ってくれとのことだった。
別にいらなかったんだけどな?
今までたくさんもらってるから。
そう言ったら、それはそれこれはこれじゃとか言って渡されてしまったのだ。
なら、思う存分楽しんで食べてもらえるようにしないとな。
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。




