だれ?
累計PV3,260,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
「えっ?だれ?」
リオランドのシルク爺から呼ばれて、シュウと一緒にリオランドの地上階へ来た。
そしたら、そこには人がいた。
知らない人。
えっ!?
どうやって入ったの!?
えっ!?ここリオランドだよね!?
私のダンジョンだよね!?
えぇ!?
何どういうこと!?
「なんじゃ、我がわからんのか?リオール」
えっ!?その声ってもしかして…?
「シルク爺!?」
「シルクアルディス様!?」
「シルクじい様!?」
私とアレドとシュウの声が重なった。
えっ!?なんで人の姿になってるの!?
えっ!?どうしたの!?
ぐわっはっはっはって、いつもみたいに豪快に笑って、
「驚いたかの?」
と、ニヤリとした。
「驚くに決まってるじゃない!なんで人の姿してるの!?」
しかも…しかも…!!
「全然、爺じゃないじゃない!!!」
シルク爺、若い。
連理や理と同じくらいじゃない?
しかも、美形よ。
この間、輝夜と調べた北欧系の顔よ。
金髪碧眼よ。
「最初に会った時に、誰が爺じゃって言った気がするがのぉ」
覚えてないけど?
「いやでも、1300歳くらいだったわよ?最初に会った時って」
「リオール様、ドラゴンで1300歳なら若い方なのでは?」
「そうなの!?」
なら、もっと早く言ってよ。
「シルクじい様、じゃ、おかしいのか?」
「あー良い良い。今更違う呼び方されても落ち着かんでのぉ」
「わかった、ならシルクじい様はなんで人の姿になったんだ?俺たちを驚かせるため、じゃないよな?」
そうよ、なんで人の姿してるの!?
「どうやって人の姿になったの!?」
「これは、【人化】スキルじゃ」
「「「【人化】スキル!?」」」
「うむ、我はやっぱりどうしても理織の世界を見てみたくてのぉ。けど、以前に理織の世界にはドラゴンが居らんからムリだと言われたじゃろ?」
あー、言ったね。
覚醒してすぐくらいの時だった、かな?
「うん、魔物もダンジョンにしかいないからね」
「じゃからの?人の姿になれれば、問題なかろうと思ってのぉ」
いや、確かにそうかもしれないけど。
「それで、人の姿に?」
「うむ、我ら頑張ったんじゃよ」
あれ?我らってもしかして…
「シルク爺が人の姿になれるってことは、みんなも…?」
「うむ、もちろんじゃ」
ホントに!?
あー、みんなも人の姿してる。
「「「「リオールさまー」」」」
子供たちが走ってくる。
子供たちって言っても、私たちと同じくらいよね?
後ろからついてくるのが、コーディよね!?
「うわー、コーディ!めっちゃ美人!!」
であろう?とシルク爺が自慢気にしている。
いや、これは自慢していいレベルだわ。
「あらあら、リオール様嬉しいこと言ってくれますね」
いや、ホントに。
「ねぇ?アレド、シュウ。コーディめっちゃキレイよね!?」
「はい、コーデリティーナ様。お美しいです」
シュウはうんうん頷いてる。
迫力美人よ!
銀髪に翠玉の瞳よ。
って言うか、
「みんな服はどうしたの!?」
みんな、連理や理、私たちが着ているような洋服を着ている。
「うむ。人が裸で過ごさんことは知っておったからな。理織の家族が来た時の服を参考にして、魔力で変化させて纏っておるのじゃ。変かのぉ?」
私とシュウは顔を見合わせて、
「変じゃないけど」
「でも、魔力を纏ってるだけなら、裸と変わらないんじゃないか!?」
「そういうもんかの?」
「では、リオール様。ご家族どなたかのをお借りできませんか?」
あー、そうだよね。
コーディは、連理とかくらいだし?
シルク爺は、理人よりは大きいかな?虹樹か東雲くらいかな?
ちびっ子は、スノーピークの誰かの服で大丈夫そうよね。
「わかったわ。おねがいしてみるね」
「お願いします、リオール様」
しかしドラゴンは人化したら、みんな美形なの!?
カスティーダイエルも整ってるわよ。
シルク爺にも、コーディにも似てるわね。
金髪に翠玉の瞳。
アンドゥーナシュガーはシルク爺寄りの美人。
金髪碧眼と色味もシルク爺と同じね。
プリネーアカメルはコーディ寄りの美人よ。
銀髪碧眼ね。
ファーリティーナは、可愛らしいわ。
白金のふわふわの髪に、金色の瞳。
6人でいたら、かなり目立つわね。
「みんなも、りおのいる世界を見たいの?」
すごい頷いてるわ。
「ちなみにシルクアルディス様?人の姿でどのくらいの時間いられますか?」
そうよね。
1時間とかだと、連れて行けないわよね。
「やはりそこは大事じゃよな?我ら1週間はこの姿でおることが出来るぞ」
えっ!?
1週間!?
すごくない!?
「「「「いっぱいれんしゅーしたんだよ」」」」
人の姿でいる練習ってこと!?
本気で行ってみたいんだ?
『リオール様、大人の方に相談するべきです』
『だよね』
『リオリ、勝手に決めたら怒られるぞ、これ』
『だよね』
アレドとシュウから別々に注意がとんできた。
承諾すると思われてるわよね?
しないわよ?ってか、出来ないわよ。
連れて行ったところで、私じゃどこにも連れて行ってあげられないのよ?
だって、私だって行ったことないもの。
シルク爺たちを大人が案内してるのに、私たちも便乗したいくらいよね?
新宿から出たことない気がするわよ?
「とりあえず、りおじゃ決められないから大人に相談するから、返事は待っててくれるかな?」
「あいわかった」
コーディたちも頷いてくれた。
とりあえず保留に出来た。
リオランドから戻って、連理に伝えたら案の定緊急招集になったわよね。
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。