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大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


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変身!?〜明夜

累計PV3,000,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

神凪(かんなぎ)コーポレーションに雇ってもらってから、

毎日理結(りゆう)さんについて回っている。

俺は理結さんを完コピするのが、当面の仕事だ。


なんでそんなことを?って思うだろうけど、俺の職業が複写師だからだ。


うん、繋がってないな。


複写師は、触った人の姿をコピーできる職業だと思ってたら、

どうも訓練次第でギフトやスキルもある程度は、コピー出来ることが判明した。


理結さんのお姉さんである笑理(えみり)さんが鑑定してくれた結果だ。

双子を妊娠中で大きなお腹を抱えながら、鑑定してくれた。

神眼の持ち主なんだそうだ。


笑理さんが言うには、職業レベルを上げればコピー出来る能力が上がって、コピー出来るものも増えるとのこと。


で、俺は理結さんをコピーして、理結さんのギフトである真偽をコピー出来るようになるのが、最終目標なのだ。


真偽があって、理結さんの姿なら人材採用を一手に担っている理結さんから仕事が引き継げるようになる。

そんなことが理結さんの思惑だ。


ギルドショップのオーナーと、ウィズキャラショップのオーナーと新規商品開発やら新規事業立ち上げなんかも手掛けているらしいので、忙しすぎて何かを誰かに手放したかったところへ俺が現れたものだから、人材採用を投げるべく、俺の成長を待ってると言うわけだ。


俺、責任重大なのでは!?


姿はコピー出来ても、話し方や仕草は観察して覚えるしかない。


ここで、ギフトが役に立ちそうだ。

だって、役者でもないのに、演技なんてギフトもらってもなぁ?

使い道ないと思うだろ?

まさか、使えるギフトに化けるとは思わなかったよ。



理結さんから、レベルを上げるのに、

魔力を増やしてスキルポイント増やしてスキル取得していけと言われて、魔力の実を食べている。

スキルツリーに完全理解と完全記憶のスキルがあれば、

コピーに役立つだろうから取れと言われたけれど、

あいにくスキルツリーにはなかった。


「なら、理織(りおり)にスキルオーブ作ってもらうな」


はっ?

スキルオーブを作る?

誰が?

理織ちゃんって、

確か新宿ダンジョンであった女の子じゃないのか?

あの子がスキルオーブを作るの?

ウソでしょ!?

えっ?ホントなの!?

対価は?

いくらなの!?


「あっ、スキルオーブ1個につき、スイーツ1個だから」

「はっ!?」


今なんか、スイーツって聞こえたんだけど、聞き間違いだよな?


「で、本当はいくらなんですか?」

「ホントにスイーツ1個だぞ?」


いやいやいやいや!!!


「なんで!?スイーツ!?そこは、お金ですよね!?」

「なー、普通はそう思うよな?本人はスイーツがいいんだと。

そもそも理織は俺らよりも金持ちだからな?」

「えっ!?だってまだ小学生とかですよね?」

「だな。けどテレパや転移のイヤーカフとか、ギルドの自販機とかの魔導具開発に関わってるから不労所得がハンパないぞ?」


理結さんは笑って教えてくれた。

マジですか。

内緒ですね、わかってます。


後日、理織ちゃんにお願いしたスキルオーブを受け取りに行ったら、


「なんで完全理解と完全記憶なの?」


と、尋ねられた。


「理結さんの話し方や仕草を覚えるためかな?」


と言うと、


「りゆにいにへんしんするんだっけ?」


変身?

ある意味変身なのかな?


「そうなるのかな?」

「なら、もっといいスキルオーブあげる」


理織ちゃんは、なんとその場ですぐにスキルオーブを作って渡してくれた。


「なんのスキルオーブ?」

「けいたいもしゃ?」


形態模写!?

それはすごい欲しいスキルだな。


「いいの?」

「いーよー」


ニーっと笑う理織ちゃんに


「今度追加でケーキ持ってくるね」


と約束して理結さんの元へと戻った。

スキルオーブを3つとも取得して、

レベルもMAXまで貯めたポイントで上げられた。


ちょっと感動した。

今までと理結さんの見え方が変わった。

覚えていられるし、理解できる。

そしてなんと言っても真似できる。

これは、職業レベルを上げなければならないな。


ありがとう理織ちゃん!

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
目の前で「変身!!」したら、11歳組男子が大喜びするはず(笑) ……あ、まだ未成年男子組と……成人したけど、いつでも心に少年を組も大喜びですか、そうですね(温かい眼差し)
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