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大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


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神凪ダンジョン2階層の走るキノコ〜秋

累計PV130,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


探索者登録をして、ダンジョンに潜るようになってから、すでに半年以上経ってる。


やっと今日2階層に行くのを許してもらった。

本当は10歳までダメみたいだけど、もう1階層のスライムじゃ戦闘してる気にはならなくなっている。


しかも経験値100倍なのに、全然経験値が貯まらない。


そのくらい全く相手にならないんだよ、スライム。

2階層のスライムはすこし強いって聞いてたけど、大きさもちょっと大きいな?

色もちょっと違う?


あー1階層のとスライムの種類が違うのか。

あっ、俺も鑑定スキル取得した。


スキルポイント結構貯まってるから、色々スキルも取ってる。

魔力多くなってきてるし、レベルも上がったからスキルポイントがすげぇ貯まる。

使う、貯まる、そしてまた使う、を繰り返してる。


ギィルがたまに、こんなスキルでこんなことできるぞって教えてくれたりする。

ティールブルーで、訓練の相手してくれたりするんだよ、ギィル。

普段は世界樹の上で昼寝してるらしいけど。

魔法剣士としての魔法の使い方も教えてくれる。

精霊王なのに、剣もわかるのすごいよな。


琉樹(りゅうき)さんや理律(りりつ)さんも色々教えてくれるよ。

2人ともミスリル剣を持ってる。

ミスリルとかオリハルコンなんかの加工は、理音(りおん)さんがまだ独壇場のようだ。


そもそも世間には出回ってないのかな?

でもダンジョン産だって言って出せるって言ってたから、出てはいるけど加工できる人があんまりいないのかもな?

理音さんは錬金鍛治師だっけ?

普通の鍛治師じゃ難しいらしいって琉樹さんたちが話してた。

そういうもんなのかぁ。

俺は作ったりするのはよくわかんないや。


あっ、(あらし)がスライム殴ってる。

まぁ一発だよな。


「あっ、右から走るキノコくるよー5体くらい」


リオリの指摘に双子が、


「「燃やしていい?」」


と、魔力を練り始めた。


「燃やしちゃダメ、風魔法にして」

「「なんでぇー?」」

「燃やしたら、いい匂いでお腹空くでしょ!」


って、リオリ?

なんか違くないか?


「「わかったー」」


えっ?わかったの?双子も謎だなぁ。


(らん)と嵐は、双子の前からよけろよ。魔法あたるぞ?」

「「わかってるっ」」


実はこの2人すでに何度か魔法の練習中に双子に当てられている。

変換されていない1人の時の魔法だったからまだよかったけどな。

1度は変換の威力3倍のに当たりそうになって、リオリがとっさに結界を張って大丈夫だったけど。

あれはあぶなかった。

双子はウインドカッターを飛ばして5体を切り飛ばしている。

魔法一発かよ。


「「あっ!レベル1あがったー」」


マジか。

走るキノコ、2体か3体でレベル上がるのか。

久しぶりにレベルアップしたいよな。


「リオリ、転移装置の方向にまだ魔物いるか?」

「いるよ、大丈夫。次はスライム2体くるよ」

「蘭、いけるか?」

「やってみる!」


蘭は、ナイフを構えてスライムが見えた瞬間に投擲する。2投する。

相変わらず命中率がすごいな。

非戦闘職なのにな。

両方ともスライムに命中した。


「ボクもレベルアップしたよ」


マジか。

2体でレベルアップするのか?

嵐はさっき1体だったか?


「嵐はさっきレベルアップしたか?」

「してない。次俺倒したい」


まぁいいけど。


「多かったら手分けするぞ?2体くらいだったら嵐行っていいぞ」

「わかった」


俺はいつになったら、倒せるんだ?


「嵐、右から走るキノコ2体!シュウ、左から走るキノコ3体」

「「わかった!」」


やっと俺の出番か!?

右手剣で風の斬撃、左手剣で水の斬撃を飛ばす。

2発で3体を仕留めた。

仕留めたけど、レベルアップしないな。


「嵐、レベルアップしたか?」

「してない、なんでだ?」


嵐がなんでレベルアップしないんだーーーって叫んでたら、


「レベル高くなったら、上がりにくくなるぞ?」


理人(りひと)さんが、教えてくれた。

やっぱりそうなのか。

俺この間魔法剣士のレベル60になったからか?

ダンジョンマスターの方も、42とかになってるぞ。


「りひにい、へんなキノコいる」


リオリの声にみんながリオリの方を向く。


「リオ、変なキノコ?どこだ?」


リオリが指差した方を見ると、えっ!?ってなった。

だって、キノコが…


「スキップしてる!?」

「スキップしてるよなぁ…リオより上手いな」


むーって膨れたリオリもかわいいけど。

確かにリオリ運動神経ないからなぁ。


「リオ鑑定は?」

「スキップキノコ ランクF - スキップしながら体当たりをして、しびれる胞子を浴びせる って出てる」


うわ、嫌なキノコだな。


「マジか、じゃああのキノコの胞子を解毒ポーションにしたいから、俺もらってもいいか?」


俺たちはみんなで顔を見合わせて、理人さんに頷いた。

理人さんは、アイスアローでサクッと仕留めてインベントリに収納した。


はやっ。

アロー1発ってすごいな。


「あー、スキップキノコは走るキノコの変異種みたいだぞ?」

「2階層で変異種なんかでんのか?」


理音さんが驚いてる。

普通は出ないのか?


「リオ、マップにスキップキノコいるか?」

「もういないよー」

「なら、転移装置目指して進むか」

「「「はーい」」」


だよな。

とりあえず転移装置に登録しないとな。

その後も、スライムと走るキノコを順番に倒してみたけれど、俺だけレベルアップできなかった。


なんてだよぉ。


ステータスにあとどのくらいの経験値でレベルアップするとか出たらいいのになぁ。


この時俺は気づかなかったのだ。


ステータスに経験値が表示されていたことに…。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


10万PV突破記念に新しい連載も始めましたm(_ _)m

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