天才魔導具師って誰のこと?
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今日の夕飯は、豚骨醤油ラーメンが出てきた。
珍しいね。
えっ!?たまたま大量に解体したピッグの骨が大量にでたから豚骨スープ?ピッグスープ?を作ったの?とりあえず豚骨でもピッグでもどっちでもいいか。
前に豚骨スープ作るのは、匂いがすごいことになるから、屋敷じゃムリっていってたよね?
えっ?ティールブルーの10階層に豚骨スープ専用の加工場作った?
えっ?シュウがやったの?
いつの間に?
私知らないけど?
どーしても魔物の豚骨ラーメン食べたかったから作った?
シュウ、豚骨ラーメン好きなの?
あっ、ラーメン全般が好きなのね。
いやでも、この豚骨醤油ラーメン、ホントに美味しいんだけど。
料理人さんってすごいよね。
チャーシューもトロトロだし、味玉も美味しいし、海苔もごまもラーメンにあうんだね。
ズルズルいいながら食べてたら、理理が爆弾を投げた。
いや、本物じゃないわよ。
爆弾発言よ。
「そういえば、お父さんって天才魔導具師なの?」
はっ!?
ラーメンのスープ吹き出すところだったわ。
いや、理人は吹いてる。
理哉は咽せてるし、食べてる時はやめて?
「理理、世間では理さんが色んな魔導具を作り出した魔導具師の第一人者って認識なのよ」
連理がそう言うと、理理が納得いかないって顔しながら、
「それで天才扱いなの?」
「リノの言いたいことは俺もわかるぞ、父さん結構うっかりのぼんやりだからなぁ」
理人の容赦ないひと言に、理はガックリする。
「リナは、お父さんじゃなくてリオが天才なんだと思うけど?」
「僕もその意見に賛成だね」
えー?
「りお、ちがうよ?作るの楽しいだけだよ?あと美味しいもの食べたいだけ」
『それ以外どうでもいいですもんね、リオール様は』
『だよ?』
「それでも僕は、天才はリオだと思うな」
ちがうよ?
私の適当なアイデアを魔導具として成り立たせてるのは、理だもん。
「りのねえ、なんか話ある?」
だから、天才魔導具師なんて話題だしたんじゃないの?
「あっ、そうなのよ。この魔導具みてくれない?」
理理は、メガネの魔導具を出しながら、説明を始めた。
栞の幼馴染のこと。
魔力オーラ可視化のギフトのこと。
理理の姿は、光りのかたまりにみえてること。
魔力量の多い人が増えてきて、誰だか判別出来ないこと。
魔導具でどうにかならないかと言う相談をされたこと。
理理は、一通り説明してどうにかならないかな?と言う。
『リオール様、解析してみたらどうですか?』
『理もやってそうよ?』
『別にリオール様もやればよろしいのでは?』
そりゃそうだけど。
『うわっ、めっちゃ簡素な魔法陣だわ。これは改良と言うより、新規で作るべきかも?』
「リオ?リオならどうする?」
「パパならどうする?」
「僕なら、作り直すかな」
「りおも新しく作るのがいいとおもう」
「参考にはさせてもらおう」
「オシャレメガネでつくろう?」
「この瓶底丸メガネは、ちょっと…」
「あっ、それおじいさんの使ってたメガネだって。同じギフトだったみたいだよ」
理理が思い出したように追加情報をくれた。
なるほど、理一世代の時代のメガネなのかな?
面白いメガネだよね。
これかけてたら、顔わかる?
「りのねえ、このメガネの人メガネかけてたら顔わかる?」
なぜか理理は、すっごく考えてから言った。
「わかんないわ。ちょっと外してたりもしてたけど、リノ光ってるらしいから、目細めてて結局よく顔はわからなかった」
ダメじゃん。
「パパ、顔わかるようにつくろう?」
「だよな、オシャレなメガネで作ろう」
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トーヤのテンションがあがります(笑)




