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大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


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一ダンジョンへ行こう!

リアクション1100突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

今度は鉱物の採掘をしよう!


ってことになったので、また理人(りひと)理音(りおん)に送迎と付き添いをお願いした。

こっちのダンジョンは初めてだよ。

洞窟系ダンジョンで、神凪ダンジョンよりもダンジョンって気がする。


入る前にまた1階層の説明をしてもらったよ。

薬草は全然ないダンジョンなんだって。

そのかわり、小さな宝石の原石があったりするらしい。

あとは、鉄鉱石とか魔鉱石とかの鉱石が取れるらしい。


採掘用の道具とかないよね?って思ってたら、理音がまたインベントリから小さなツルハシを取り出して順番に渡してくれた。

けどこれってもしかして…?


「またアダマンタイト?」

「よくわかったな!この間の残りだ!これで硬い岩盤も採掘できるぞ!また魔力流しといてくれな」


子供たちのほうが苦笑いじゃないのよっ!

ありがたく使わせてもらうけど。

魔力を流して登録する。


魔物は、バットが出るらしい。

バットはコウモリの魔物で、倒しても小さな魔石がドロップするだけみたい。

スライムもそうだもんね。


「よし、じゃあ行くぞ」

「「「「「「はーい」」」」」」


ダンジョンに入ったところで、自動マップ作成を起動する。

あーそうですか。

ここも神凪と同じくらいの広さなのね。

1階層のマップできちゃったわ。

苦笑うしかないわね。


マップの鉱物は紫なのね。

マークは種類毎に変えてね。

おーやっぱり変わるのね。

名前も表示して。

よし、いいね。

かなり採掘簡単になった気がするけど。


「採掘のコツは、壁とかをみて魔力の集まってるところにあったりするぞ?」


あー確かに鉱物が魔力帯びてるもんね。


「勘とか端からとかで採掘してもいーけど疲れるぞ?」

「でもまぁ、最初だから好きに採掘してみな。バットとかは俺と理音で気にしておくから」


わーって散らばったよ、大丈夫かしら?


「あんまり離れるなよ?」

あちこちから、はーいって返事は返ってきた。

私はちょっとマップに気になる紫色のマークがあるんだよね。

壁なんだけど、届かないわね。

フライしちゃえ。

久しぶりの感覚だわ。


「っておい、リオなにやってんだ!?」

「えっ?あそこの採掘したいから飛んでみた」

「普通飛べないからな?」

「採掘終わるまでちょっと待って!」


私は、そのまま上昇してカツンカツンと採掘する。

さすがアダマンタイト製のツルハシだわ。

軽くカツンカツンしただけで、取れたわよ?

あっ、オリハルコンとアダマンタイトの合金ならもっと簡単なのでは?


『って、オリハルコンとアダマンタイトの合金のことすっかり忘れてたわ。あれ、かなり前の話よね?ミスリル剣がどうのって話から、硬い盾が欲しいとかって話じゃなかった?』

『4歳くらいの時だと思いますよ?』

『4年も忘れてたとか、ティルにいや、ノワールとチョコに怒られるのでは!?』

『かもしれないですね』


なんで誰も催促してくれないの?

とりあえず下降りよう。


「リオ?なんで飛んだのかな?」


あれ?怒られる流れ?


「これ、採掘したかった。マップにこれだけなんか違う表示だった」


理人に採掘してきたものを見せる。


「マジか!なんでこんな1階層でダイヤの原石とかでるかな?」

「マップに出てたんだもん」

「で、さっき飛んでたスキルは何?」

「フライ」

「リオールのスキル?」


私は頷く。


「リオールは本当にたくさんスキル持ってるんだな」


そうなのよね、把握できてないもん。


「りひにいもとぶ?」

「俺も飛べるのか?」

「スキルオーブ作る?」

「じゃあ、後でおねがいするわ。これからは飛ばないで採掘続けてくれ」

「はーい」


よし、別のもの採掘して、ちょっと実験したいことあるんだよね。

あっ、あれなんか良さそう。

カツンと1度しただけで、ポロッと壁から剥がれた。

簡単すぎじゃない?


『リオール様、実験とは?』

『インベントリにいれて、解体したら宝石部分とそれ以外にならないかしら?って思って』

『なるほど、なったら画期的ですね。宝石を傷つけることもないでしょうしね』

『やってみよう!』


インベントリに今採掘した塊を入れる。


解体スキル起動。


わっ、キレイに解体されたわ。

これは便利ね。


「りひにいーー」

「どーした?リオ」

「これみて?」


私は解体した宝石とそれ以外を右手と左手に乗せて見せる。

理人が目を見張って驚いている。


「どうやったんだ?」

「インベントリで解体してみた。すごくない?」

「これは、かなり使えるな」


理人は頭をグリグリ撫でてくれた。


「なんでも解体できるのか魔鉱石とか他の採掘したものでも試してみるか」

「じゃあ、マップ見ながら色々採掘してみるね」

「おー頼む」



みんなは、色々採掘したみたい。


片っ端からカツカツやってたのが、(あらし)


山になってるそれ半分くらいダンジョンの壁だよ?

(らん)煌理(きらり)が宝石の原石ばかりを採掘してたみたい。

ちゃんと見分けられてるの?

あっ、鑑定持ってたんだ?蘭も煌理も。

いつ取ったの?

神凪ダンジョン行った後に便利そうだから取ったの?

それなら納得だわ。


輝理(かがり)の持ってるの魔石じゃないの?

えっ?バットに襲われまくった?倒してたら採掘出来なかった!?


えっ?りひにいとりおにいでバット気にしてたんじゃないの?

ちょっと奥に行ってたの?ダメじゃないの!1人で行動するのはダメよ。危ないから!


シュウは何してたの?

えっ!?アダマンタイトのツルハシがどれくらい掘れるか気になって、壁掘り続けてた!?

採掘は?

えっ?してないの?

次は、ちゃんと採掘もしてね?


えっ?私?

私は、これ採掘した。

ちょっと大きめの原石の塊。

中のダイヤが大きいとは限らないけどね。

でも魔力的には大きいか、たくさんあるかのどちらかだとは思うんだよね。


やっぱりこれだけじゃレベルはあがらないよね。

バットも倒してないし。

スライムもまだなんだよね。

私は魔物倒してもちゃんとレベル上がるかどうか。

今のところ、錬金でしかレベルアップしてないのよねぇ。

どうなってるのかしら、ねっ?

後で合金作るのに錬金してみようかな。

アホみたいなレベルになったらどうしよう。


『なっちゃったら仕方ないと割り切るしかないのでは?』

『やっぱり?』


うーん、いつまで経ってもレベルアップは謎だわ。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)

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