秘密5〜理人
累計PV50000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
『アナ、ついでに俺たちもバラしとくか?』
『リヒトがいいなら、問題ないですよ?』
リオランドからリビングに戻ってきて、ふとそう思ったんだよな。
この時を逃したら、バラし難いし今ならたいした衝撃にならないだろ?たぶん。
リオの秘密がすごかったから。
「あー、俺からもひとつ話ある」
この際だ、自己申告してしまおう。
「理人にも何か秘密が?」
父さんが食いついてきた。
珍しいな。
「リオほどの秘密じゃないけど、とりあえずある」
「理人兄ちゃんの秘密だってーなんだろう?」
面白がるなっつうの。
「で、何かしら?お嫁さんとか?」
母さんがニッコリ笑う。
「違うわっ!!」
なんでそうなんだよ。
「残念。で、何かしら?」
ただからかわれただけか?
まぁいいや、母さんにも促されたので、白状?することに。
「リオのアレドみたいな感じで、俺にもアナって言う鑑定スキルの人格さんがいる」
「「「「えっ!?」」」」
『では、アナ挨拶をどうぞ?念話じゃなくても話せるよな?』
『大丈夫ですよ』
『じゃ、お願い』
念話で確認後に、お願いした。
「初めまして、リヒトの鑑定スキルのアナと申します」
「女の人だー」
リナ?そこ?
「鑑定ってことは、ポーションの品質とか協力してもらってるってことかしら?」
母さん、鋭いな。
「だな、魔力量とか錬金のタイミングとか色々だな」
「羨ましいな。僕の鑑定解析さんにも人格ないのかな?」
父さんがぼそりと呟くと、
「必要としてくださるなら、人格化しますが?」
突然聞こえた声に驚く。
「「「えっ!?」」」
「もしかして、僕の鑑定解析さんでしょうか?」
父さんの声が嬉しそうだ。
「そうなります」
「ありがとうございます。ぜひ僕のサポートをしていただきたいです!!!」
がっついてるぞ!?
ものすごい前のめってるな。
「承知しました」
「名前を教えてください」
「アナリシスからリシスとでもお呼びください」
「よろしくね、リシスくん」
って、こんなことあるか?
うちの家族おかしくねぇ?
なんでも普通に受け入れすぎじゃないか?
俺も含めてだが。
「いーなー、リナにもいないかな?」
「そうよ、リノにだっているはずじゃない?」
「それなら、お母さんにだっていてもいいじゃない?」
むしろ普通どころか、喜んで飛び込んでないか?
これ絶対、みんなスキルの人格手に入れちゃうパターンだろ?
シュウも、リオとなんか相談してるし。
この状況俺のせいじゃないよな?
『リヒトがキッカケなのは間違い無いと思いますけど?』
えぇー?俺か?リオじゃなくて?
『リヒトですね』
マジかー、俺かー。
みんな新しいスキル獲得!みたいなノリじゃねぇ?
『ある意味間違ってないのでは?』
そうか、まぁ今更かもな。
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
 




