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大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


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マスターとサブマスター

「リオリ、さっき気づいたんだけど、ダンジョンマスターにもレベルがあるみたいだ」


シュウがそんなことを言う。


「へっ?そうなの?」


ステータスを確認してみるが、特にレベル表記はない。


「さっき、オプションとか色々探しまくったら、レベルアップしましたって聞こえたんだよ。そしたらダンジョンマスターのレベルだったっぽい」

「えぇー!?」


私、シュウ任せにしてたからかな?


「ステータスに魔法剣士のレベルとダンジョンマスターのレベル両方出てるの?」

「スクショみてくれよ」


わっ、ホントだ。



魔法剣士 レベル5

ダンジョンマスター レベル2



「でさ、レベル上がったら項目増えたんだけど」


項目?


「えっ?できること増えるってこと?レベルアップしたら?」


それなら、ダンジョンマスターのレベル上げたいわね。


「ってことじゃないかと思うんだけど」

「りおのサブマスターのところにレベルなんてないんだけど、なんでだろう?」


『リオール様、サブマスターはマスターの眷属扱いなので、経験値がマスターに集約されているようです』


えっ?そうなの?


『サブマスターを鑑定してみてください』


あっ、ホントだ。


「シュウ、サブマスターはマスターの眷属扱いみたい。だからサブマスターが何かやってもマスターの経験値になってマスターのレベルがアップするみたいだよ。鑑定にでてる」

「マジか。マスターの項目増えたらサブマスターも増えるのか?」


どうだろう?


「あー増えてるかも、ドラゴンとか項目に出てきた」


えっ?私もドラゴンをオプションで設置できるってこと!?


「なら、マスターだけがレベルアップしても経験値ドロボウみたいにはならないよな?」


ちょっとホッとした顔してるし。


「そんなこと思ってないよ?」

「いやそうかもだけど、なんとなく貰いっぱなし感がすごいんだけど」


貰いっぱなし感って何よ。


「そんなことないでしょ?」


あると思うけどなぁってぶつぶつ言ってる。


「それより、項目比べてみない?」

「あっ、そうだな。確認しとけって言われたもんな」

「だね」


スクショ撮りながら、確認したんだけどね。

スクショからデータに変換する魔法とか必要な気がしてきたよ。

それは後で考えるとして、結果から言えば私の項目にあるものは、シュウはすべてあると言うこと。

シュウにあって、私にないものは3割くらいかな。

だから、階層増やす時には分担することにしたのよ。


階層増やすのは、シュウ。

オプションで私にあるものは、私。

私にないオプションは、シュウ。


そんな風に分けることにした。

せっかく2人いるんだしね。

シュウはまだ魔力の実食べ続けてるから、魔力が1番多くなっている。

私も再度食べ始めてるけど、一回ストップしてるからねぇ。

1からやり直しだしね。

追いつけないけどね。


ギィルはまだ10億で慣らし中だから、早めに地下1階層増やしとこうね。

水田だって。


あっ、ゴーレムに米作りのノウハウをインプットする魔法考えないと…

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― 新着の感想 ―
この前まで、主人公の同年代は、知能が低かったのに、小学生になるとあたまよくなるなぁ。
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