神凪一族緊急招集8-2
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ダンジョンマスターとダンジョンサブマスターになっちゃったんで、色々と相談。
「今、ティールブルーにいる精霊と他にも弱い子たちがいるんだけど、契約してないといずれ変異して魔物になる可能性があるみたいなの。でなるべく契約してほしい」
多すぎて名前考えるの無理なのよ。
「それはお前らじゃなくていーのか?」
普通はそう思うよね。
「なんか特例で、神凪関係者との契約ならティールブルーの住人として認めてくれるって鑑定が言ってる」
そもそも、私とシュウ以外の人たちとすでに契約してる子だらけだしね。
「どんな子がいるか後で一覧でよこせ」
シュウと頷く。
「でね、ダンジョンマスターとサブマスターはダンジョンをいじれるみたいで、階層を増やせる」
「それで?」
あっさりね?もっと驚くかと思ってたわ。
「ミスリル鉱脈の階層とかにできたりする」
「マジか!?」
そこは驚くのね。
あー階層増やして何が出来るか想像できてないのかしら?
「マジで。あとは契約しない魔物を配置できる、たとえばワイルドボアとかの階層にして、ドロップは肉とか指定できる」
と、さっき気付いたのよ。
「「マジか!?!?」」
「うん。で、あと各階層に転移装置設置できる」
「すげぇな?」
転移装置はリオランドで設置済みだからわかってるもの。
「神凪の都合でダンジョンつくれるってことか!?」
「そゆこと」
すごいでしょ?
「理織と秋でできること違うのか?」
あっどうだろう?
「比べてなかったからわからない」
「あとで確認しとけ?」
「「わかったー」」
「それなら、小規模ダンジョンが生まれたか見つけたかで登録した方がいいな。堂々とミスリルとか売りに出せるだろ?」
確かに。
間違いなくダンジョンから取れましたと言える。
「リオ?さっきボアを配置できるって言ってただろ?ドラゴンとかは配置できねぇの?」
理人?ドラゴンって…
「あっエリクサー?」
「そう、エリクサーの素材の元も配置できないかなって」
どうだろう?
オプションにドラゴンとかあったかな?
私のにはないな。
「シュウ?ダンジョンマスターのオプションの項目にドラゴンとかある?」
「ドラゴン…あるね」
あるんだ?
「りひにい、あとなんだっけ?」
世界樹の葉、世界樹の雫、聖水、魔力の実、体力の実、ドラゴンのウロコ、クリスタルディアの角、スコルの牙、ハティの牙、フェンリルの氷
リストを見せてくれる。
シュウに見せながら、訊く。
「どう?クリスタルディアとかスコルとかハティとかフェンリルとかの項目ある?」
「ある、よ」
あるんだ?
この辺ですでにマスターとサブマスターの権限に違いがあるね。
「マジか!それはぜひ配置した階層を作ってもらいたい」
「それなら、美味しい肉の階層も作ってもらわないと」
そうよね?必要よね?肉のための階層は必要よ!!!
「普通に野菜とか果物とかはできないのかしら?」
「コッコの玉子とかカウのミルクとかも欲しいわよねぇ」
ちょっと、みんな好き勝手に言い過ぎじゃない!?
えっ?ダンジョンで養鶏とか牧畜とかする気なのかしら?
誰が世話するの?
えっ!?ゴーレムがそのくらいならできる!?
そもそもゴーレムも配置出来るじゃないのよ。
オプションにあるわね。
「ダンジョン産のお米とか美味しそうじゃない?」
「魚はいないのかしら?川の魚も海の魚もほしいわね」
私とシュウは、言われる度にオプションの項目を探すハメになったのは言うまでもない。
色んな意味で美味しいダンジョンになるかもね?
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トーヤのテンションがあがります(笑)