表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大賢者リオールは楽しみたい!  作者: トーヤ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/358

6歳になりました

えっ?行く小学校を選ぶの?なんで?

えっ?来年の話だよね?はやくない?

まだ幼稚園児だよ?

年長さんになったばかりよ?

えっ?私立なら受験する?なんで?


「しりつ?いかなかったら、どこいく?」

「近くの公立の小学生よ」


近くでよくない?

わざわざ遠くの学校に行く必要あるの?


「りひにいとりのねえとりなねえはどこ行った?」

「あの子達は、私立に行ったわよ?」


えーそうなの?私立に行くべきなの?


「なにちがう?」

「私立には、魔法の授業があるの」


えっ?魔法の授業って、魔力操作とかから始まるんじゃないの?攻撃魔法とかではないわよね?


「まほーそうさとか?」

「そうね、基本的なことを教えてくれるわ」


連理(れんり)もちょっと困った顔してるのなんでよ?


「それできるよ?」


連理はため息をついて、


「そうよねぇー、今さらそんなの習っても退屈よね?」


そんな気しかしないけど。


「はいです」

「でもそれなら、魔法は誰に教えてもらおうかしら?」

「ママは?」


連理でいいんじゃないの?


「ママはダメよ、付与しか出来ないもの」


そうなのか。

なら(さとる)だって、魔法陣とか魔導具とかだけよね?魔導具作るの好きな人だしね。


「かんなぎにせんせーいない?」


うーん、って連理が唸ってしまった。

いないの!?

そういえば、神凪って後方支援の人多かったわね。

付与とか鍛治とか装備作ったりとか、ポーション作ったりとか…


「あっ、理さんのお義母さん!」


んっ?神木の雅羅(から)


「ばぁば?」

「そうよ、理さんも子供の頃はお義母さんに教えてもらってたって言ってたもの」


それなら、近くの学校でよくない?

受験とか面倒だし。すっごく面倒だし。

魔導具作ったり魔法作ったりしてる方がいい。

8歳になったらダンジョン行きたいし!

ってか、ダンジョン行くし!


「近くの学校いく」


時間勿体ないよね?遠くの学校に行くとか。


「わかったわ、お義母さんに確認してみるわね」

「はいです」


雅羅が教えてくれるといいけれど…

輝理(かがり)煌理(きらり)はどうするのかな?

あそこの親と兄姉は、新宿ダンジョン攻略組だからなぁ。

結構、ほったらかしになってない?

大丈夫かな?


「ママ、かがりときらりは?」

「あーどうだろう?そっちも確認しておくわね。灯理(あかり)ねーさん何も考えてなさそうだわ」


だよねぇー私もそう思ったわ。

剣姫、脳筋ぽいものね。

ってか、大樹(だいき)虹樹(こうき)琉樹(りゅうき)もみんな脳筋っぽいわよね?

光理(ひかり)だけが違うわよね。

輝理は脳筋になりそう。

煌理は今のところ大丈夫そうだけど。

どうなるかしらね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
小学校は公立は下に併せて教えるけど、私立は出来る子にはそれぞれ上の課題を与えてくれたりするから、出来る子には私立がいいのに。よく天才と紹介される子供がいい家庭に住んでるのは、いい家庭が伸ばす教育をして…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ