真夜中のラジオpart2
ピッピッピッピー
ゆうちゃーんレディオ~レディオレディオレディオ(反響)
「皆さんこんばんは、えー今夜も始まりましたゆうちゃんレディオ!ラジオDJはわたくしゆうちゃんこと奥村雄吉がそして!」
「はーいラジオパーソナリティーの矢武恵美です奥村さんと今夜も皆様へ話題と笑いをお届けします~♪」
「今回は先週大反響だったリスナーからの最近身の回りで興った奇妙な出来事特集で僕とね恵美ちゃんで皆さんと語り合いたいと思いますまあ最近の幅が半年前だったりするのはご愛嬌僕は興味深い、もう待ちきれない僕がいるので恵美ちゃんどんどん届いたメールを読んでくれ!」
「はい~ではRN.ぺけぽんさんからのお便り」
※これは蒸し暑くて梅雨入り始めた頃のお話
私は無能なあのクソ禿げ上司に押し付けられた仕事を何とか終電迄には仕上げくたくたになりながらの帰宅途中よく解らない奇声と共に黒髪ロングの女性の生首が竹林から出てきたんです!
あのときは無我夢中で踵を返して盛大に悲鳴あげて逃げて翌朝まで漫画喫茶で一夜を過ごしました
どうせ呪われるならあの禿げにも頼みます
「怖いですねぇでも本当に怖いのは人間社会って感じですね同情しちゃいますよぺけぽんさんの人生に幸あれ!」
「恵美ちゃん裏で僕の事放送禁止とか聞かせられないよとか愚痴?ってたよね改めてなんかごめんね?」
「ッ!?は、はあ?奥村さんな、ななななあに言っちゃんてんですかそんなこと一ミリも思ってませんよー!むしろ‥んんッ!ささ、次のお便り読みますよ!」
「おっとその前に一旦ディレクターが先々週に流しそびれたRN.桐龍ちゃんLOVEさんのリクエスト曲で(ばかみたい)どうぞ!」
~♪ばかみたい子供なのね夢を追って傷ついて
~閑話休題~
「黒田崇矢さん(龍が如く)よりばかみたいでした~ん?なんで恵美ちゃん俯いてるの?」
「‥それは今聞くことではないでしょう(私の気持ちも知らないで‥‥」
「??取り敢えず次のリスナーからの最近身の回りで興った奇妙な出来事を読んでくれ!」
「‥はいRN.奥村の父、雄大さんより」
「え、親父?」「続きを読みますよ?」
※何時も息子かお世話になっております私はしがないとある山の頂上に物資を運ぶ背負子の社長をしております最近我が社内のとある従業員が「ここ半年間何もなくて平和で怖いくらいですねえ」なんて云うんです雨の日も風の日も人力で運搬している我々の中で唯一成績トップで他社員の手伝いまでして人一倍あくせく働くあの彼がです。
この半年の間は運搬ルートに野生の熊が複数体同時に現れたり山火事で危うく丸焼きにされかけたのに彼は平和と言いました半年前のほうが平和だったのでは?といささか疑問ですが彼のお陰で今日も生きてます。
「なんと奥村さんのお父様本人からお便り頂きましたしかし運搬作業とはこんなに命懸けなんですね後その社員さん何者なんでしょうか」
「‥親父有り難う良いネタができそうだけどさ、息子のラジオ番組に本名は不味いって‥さあまた時間が来てしまいました今回はその、僕の父がすみません‥」
「いやあでも凄いですね奥村さんのお父さんの職場って確か前回のRN.登山王さんが通っているあの山ではなかったでしたっけ?」
「それは‥えーしかし!お便りが全て関係性があるようなないような?そんなことも考えると面白いですねもう少しお便りを読みたかったのですが次週からは当ラジオ局十周年記念で豪華俳優の松茸サケルさんが来てくれますお楽しみに2週に渡って僕にネタを提供くださったリスナーの諸君有り難う!!」
「「ではまた来週~!!」」
ゆうちゃーんレディオ~♪
ラジオ回は一応ここまで次回のお話もお楽しみに
(なお投稿者は気紛れかつ自己満足で投稿するため頻度は多くも少なかれという形かと)