コスプレって楽しいじゃん!
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「うん、これはヤバいな」
鳥牧さんに連れられてスタジオに入った。
何やら鳥牧さんのコスプレ友達に連れていかれたのは体育風のスタジオであった。
それも本格的であり、何故かバスケットゴールも少し低いが設置されているのだ。
因みに俺はこの居室内で着替え、鳥牧さんは別室で着替えているのである。
そして、着替え終わった俺の格好はリョースケの姿である。
一応カツラ……ウィッグと呼んだほいがいいのかな?ウィッグを店員さんに付けてもらい、着替え終わって鏡を見たらビックリ、全然リョースケに見えない男が鏡に映っていた。
リョースケファンの人がいたらごめんなさいと謝りたくなるほど。
「うーん、似ているところは身長ぐらいか?」
と、鏡を眺めているうちに鳥牧さんの着替えが終わり戻ってきたのだ。
「はわぁー!!リョースケくんだー!!カッコいい!!」
鳥牧さんはリョースケの幼馴染でバスケ部のマネージャーであるサクミのコスプレをしていた。
そして、見た目もバッチリとサクミにそっくりである。
「いやー、あんま似てないと思うぞ……」
「えー、リョースケくんにそっくりだよー。リョースケコスの神谷くんを撮影してもいいかな?」
と、鳥牧が持っているのはスマホ。
どうやら、鳥牧さんは一眼レフは使用してないとの事。
「そ、そうなのか?全然写真撮って大丈夫だよー!」
「ありがとー!!じゃあじゃあ、とりあえずリョースケくんがボールをドリブルするシーンをお願い!」
「りょーかい!」
と、バスケボールが近くにあったので拝借し、鳥牧さんの前でドリブルをやって見せた。
「ひゃあー!!ドリブルもリョースケくんそっくりだ!!もしかして神谷くんはバスケ経験者?」
「え、俺は小中高で今までずっと帰宅部だよー」
このドリブルもダンクの王様を見てマネでやっているしなあ。
「そうなんだ!ドリブルが上手いからバスケ部だったのかと思ったよ」
鳥牧さんはそう話しながら撮影を続けていた。
写真撮りすぎじゃない?
「じゃあ、私と一緒に撮ってもらってもいいかな?」
と、鳥牧さんことサクミが近づいてきた。
サクミは童顔の設定で鳥牧さんも童顔ということで、サクミが二次元から飛び出した感じだ。
しかも、ちょっと良い匂いがする?
「はい、神谷くんはこういうポーズをとってー」
鳥牧さんに誘導されながらポーズを撮っていく。
真剣な表情であり、俺みたいに邪な感情はないみたいだ。
「うわぁ、良い写真が撮れました!ありがと!」
満面の笑みで大満足の鳥牧さんである。
「後は私を撮ってもらいたいけど大丈夫かな?」
「え、俺カメラで人を撮るの慣れてないよ?」
「大丈夫大丈夫!神谷くんが撮ってくれるならそれでいいよ!」
鳥牧さんはそういうと次々ポーズを決めていく。
俺はそれに合わせて写真を撮っていくのである。
というか、際どいポーズもあり、見えそうで見えない。
コスプレイヤーの技術すげー!
「えっと、次はっ…………ときゃっ!?」
鳥牧さんは自分の足につまづき、盛大に転けてしまった。
そして、初めて出会った時と同じようにスカートが捲れてしまう。
だだ、あの時と違う点が一つだけあり……。
「Tバック……だと……っ」
思わず口にしてしまったTバックという言葉。
なんと、鳥牧さんはピンクのTバックを履いていた。
つまり、お、お尻がまる見えである。
「あ、その、これはたまたまであって……っ!」
かなり取り乱す鳥牧さん、俺はというと突然の事で呆然としてしまう。
ただ、一言言いたいのは……。
「非常に眼福でございます!!」




