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新・学園生活  作者: Takuto and Hina and Miho
2/5

いよいよ入学(後編)

登場人物 

柴田しばた かなで・・・中1で3組。趣味は読書。運動が苦手。

 星野ほしの 煌梨きらり・・・奏と同じクラスで奏の親友。運動神経抜群。

 加藤かとう 一華いちか・・・奏たちのクラスの担任の先生。

 天野あまの 天音あまね・・・生徒の前にあまり姿を見せない校長先生。定年退職をするといううわさも。

 北条ほうじょう 卓也たくや・・・教頭先生。超優しい。奏の寮費や、学費を免除してくれた。

 滝野瀬たきのせ そら・・・理事長。



そして受験の日。

「むずっ。」

問題は思ったよりもずっと難しかった。

脳裏に先生の言葉がよみがえる。

「奏ちゃんは誰よりも頑張ったんだから、、、大丈夫。」

「絶対受かる。頑張って!」


数日後。

家に合格証が届いた。何とか合格することができたのだ。

私は両親に知らせるより早く、先生に知らせた。

先生はとっても喜んでくれた。

両親に話すと、「学費や寮費はどうするんだ?」と言われた。

私が受かるとは思ってなかったようだ。

私たちは学園に相談しに行くことにした。

校長先生(天野天音)はう~んと迷っている様子だった。

でも、教頭先生(北条卓也)は「わかりました。免除しましょう。」と言い、校長先生を説得してくれたのだ。

あー、よかったな~。

そんなことを思いながら歩いていたら、いつの間にか星彩学園の前に来ていた。

『ねぇっ、星彩学園の門ってどこにあるか知ってる?』

急に後ろから話しかけられて、私は飛び上がりそうになった。

「わっ!びっくりした~、んっ、知らないよっ。私も今探してるとこ。」

びっくりして変な答え方しちゃった、、、

『じゃあ、一緒に探そっ♡

 私は星野煌梨。あなたは?』

その子はすらりと背が高くて、モデルみたいな体系をしていた。

「私?、柴田奏。

 あなたも・・・」

『あれじゃない??』

「そうかも、、、」

それは無駄なくらい大きくて、すごくきれいだった。

「ここだっ!」

スマホで星彩学園のサイトを開く。とそこに門の写真がのっていた。これと全く同じ。

『早く着きすぎちゃったみたいだね~。』

時計を見るとまだ8時10分。集合時刻の50分も前だった。

まだ門は閉まっている。




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