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3rd BET「精霊の支配する世界」 2

意識が覚醒し、開いた瞼に飛び込んできた光景は、鈴が意識を失う直前と全く同じだった。


目の前には燃え盛る炎が見えた。

戦いはまだ終わっていなかったようだ。

鈴は大慌てで炎に手を伸ばす。


「おっと。その焚火はそれなりに苦労してこしらえたんだ。消さないでくれよ?」

伸ばした手を、横から掴む者がいた。


掴まれた腕をなぞるように見上げると、そこには見慣れない顔があった。

一言で表すならば、性格と底意地の悪そうな顔だ。

身長は、座っているため正確にはわからないが自分よりも頭二つ分は高いだろう。


それだけを頭に叩き込むと、鈴はそれ以上目の前の男性を観察することをやめた。

もともと人の顔を覚えることは苦手だったし、表情から感情を読むこともできない。

コミュ障といえばそれまでだったが、苦手なものは苦手だった。

努力したこともあったが、結局羽の生えていない鳥が空を飛ぼうとするようなものだと悟って、あっさりと諦めた。


「あなたが・・・助けてくれたの?」

その言葉に、目の前の男の表情がひどく歪んだ。

さすがに鈴でも分かった。これはショックを受けて傷ついている顔だ。

次の瞬間、その表情は不安と心配の色で塗りつぶされていった。

(私でも何を考えているかわかるなんて・・・きっと感情の表現が豊かなのね)

ある意味場違いな感慨を抱いていると、男性は心の底から心配するような声で話しかけてきた。


「おいおい、まさか落っこちた衝撃で記憶喪失にでもなったんじゃないだろうな・・・」

どこか痛むところはないか?手のやけどは大丈夫か?とやたらと自分の身を気にかけてくれる様子に、

ようやく鈴は目の前の男性の正体に思い至った。


「ああ、あなた冴木君なのね?ごめんなさい、声でようやくわかったわ」

「声で分かったって・・・まあ、確かに出会ったからずっと背中を向けてたっけ。」

自分で納得するように頷いてから、改めて凛はこちらを気遣うように話しかけてきた。

「さっきは本当にありがとう。助かったよ。手のやけどは大丈夫か?どっか痛いところはないか?」


言われて、ようやく思い出す。

(そうだった・・・私、巨大生物の吐いた炎を手で払いながら、ものすごい勢いで落下したんだった)


思い出してみると改めて冗談のようなお話だった。

しかし、腕にはまったままの銀の腕輪と、両手をぐるぐる巻きにしている包帯らしきもの、

そしていまだにジクジクと痛む両手のやけど跡が、それらが真実であったことを思い出させてくれた。


「この両手の応急処置は、あなたがしてくれたのね。ありがとう。他には、痛むところはないわ。どうやら大丈夫みたい」

「そうか・・・よかった・・・」

心の底から安堵したように、深いため息をついた。どうやら、自分が気を失っている間にずいぶんと気をもませてしまったようだった。


「ところで、あれからどうなったの?」

とにかく、なんと質問してよいかわからなかったので漠然とそれだけ尋ねることにした。

凛は簡潔に説明を始めた。


「先生が気を失ってから、俺たちは幸運にも湖に落ちたんだ。そこから何とかはいずりだして・・・」

「ちょっと待って」

説明が始まるや否や、鈴は凛の声を遮った。

「湖に落ちたから助かった?あなた、ゴールデンゲートブリッジから海に飛び降りた人の生存確率って知ってる?あの橋の高さはせいぜい75メートルよ!?私たちがどこから落ちたかわかってて、その説明をしてるわけ!?」


大きな青い瞳を目いっぱいに引き絞ったその視線は、凛がこれまで見たどんな勝負師の視線よりも鋭かった。

相手の発言が理解できないことが何よりも嫌いというのは本当のようだったが、それでも凛は起こったことをそのまま伝える以外にできることはなかった。


たじろぎながらも、誠心誠意を込めて説明を続けた。

「いや、俺だってちょっと不思議には思ったよ?でも、実際にこうして無傷でいるんだしさ。まあ、いいじゃないの」

「それに、湖に落ちたにしては、なんで二人とも服が濡れてないの?まさか・・・!?」

続く言葉を発するのもおぞましい、と言わんばかりに鈴は凛から距離を取り、不信の視線を浴びせた。

凛は全力で否定した。


「違う違う!何もしてない!!湖の水は、なんか不思議で・・・すぐに乾いちまったんだ!」

「その発言を証明できる根拠は?傍証でも構わないわ」


(また理科のテストが始まったよ・・・)


天を仰ぎながら、凛は全力で証拠となるものを頭の中から絞り出した。

そもそも、服を脱がせたこと自体は本当だったのだが、あの恥ずかしがり方を見てしまっては正直に言うことがはばかられてしまった。

当時の状況を思い出して、どうにかそれっぽいことを言おうと思ったが、

出てきたのは、白衣の研究者よりも水着のアイドルのほうが似合ってますよ、といったどうしようもないアドバイスだけだった。


もちろん、口が裂けても言えなかった。


「証拠って言っても・・・水は乾いて消えちまったから、後でもう一回あの湖に連れて行ってやろうか」

「後でって・・・今すぐ連れて行って頂戴!」

「落ち着けって!周りを見てみなよ。もう夜だぜ!?俺もいろいろやってクタクタだし、今日は先生が寝ていた間の説明だけにさせてくれよ。頼むわ」


凛の懇願に、ようやく鈴も落ち着きを取り戻した。

「ごめんなさい。取り乱しちゃったわね。前にも言ったと思うけど、私、相手が何を言っているのか理解できないことが何よりも嫌いなの」

「こんな世界にやってきて、そんな性格じゃあ苦労するかもな」


凛は苦笑して、やさしく丁寧に説明を続けた。

といっても、服を乾かした後にやったことはそう多くなかった。

運よく再開できたライターを使い、焚火を起こして暖を取ったこと。凛の服を破いて簡易的な包帯を作ったこと。

周囲を探して食べられそうなものをかき集めたこと。

その程度だった。


そうはいっても

鈴が気絶していた数時間の間、一睡もせずにそれだけの事やり遂げた体力は大したものだった。

「おそらく、この果物っぽい奴らは食っても大丈夫だ。俺が食ってから数時間は経ってる。少なくともすぐに死ぬようなものは入ってなさそうだ」

「・・・よく自分の体で実験する気になったわね?」

呆れたような目線を向けるが、それでも彼なりの理はあった。

「木になっていたし、小動物がかじったような跡もあった。においや味にも違和感はなかったし、まあ何でも試してみないとな」


「たしかに、このまま飢え死にするよりはましかもね」

言い換えれば、凛は自分の体を張って鈴の安全を確認してくれたことになる。

表情を読むのは苦手だが、行動の裏にある優しさと思いやりを理解することはできた。

そのやさしさに感謝しながら、果物を口に含んだ。

「ありがとう。どうやらお腹がすいていたみたい。とてもおいしいわ」


「それはよかった」

満面の笑みを浮かべる凛。

こんなところに来てしまったが、一人ではない。そして、その相棒が彼だったことは幸運だったようだ。


「夜が明けるまで、ここにいたほうがいいというのは賛成ね。ただし、明るくなったらすぐにその湖に連れって行って頂戴」

呆れたように頷きながら、凛はその吊り上がった眼を少し手でこすった。そして、大きな欠伸をする。


「そういえば、冴木君はあれから一睡もしてないのよね?今度はそっちが寝る順番よ」

「ありがてえ。それじゃ、横にならせてもらうぜ・・・」

横になると、すぐに寝息が聞こえてきた。どうやら相当眠かったようだ。

そんな状態でも、周囲に気を配りながら鈴の身の安全を気にかけてくれていたのだ。


(今度は私の番ね)

眠気もないし、意識もはっきりとしている。

注意深く周囲の闇に気を配りながら、夜を明かすことにした。




夜の静寂は嫌いではなかった。

鈴は明らかに夜型の人間だったし、研究室に一人泊まり込み夜遅くまで実験をすることのほうが多かった。


それでも、今は実験器具もなく、ぼんやりと時間を過ごすことしかできなかった。

暗闇の中、一人で過ごす時間は退屈だった。


この世界は、不思議なことが多い。

空を見上げてみる。

「やっぱり、星は見えないのよね」

今は夜だが、意識を失う直前まではそこには空ではなく、ここと同じような大地が広がっていたのだ。

星など見えようはずもない。そもそも、太陽もないのになぜ昼間は明るかったのだろうか?



この世界は、不思議なことしかないようだった。

「・・・ねえ、ヘス。あなたにいくつか質問していいかしら?」

<かまいませんよ。私の主はあなたです。答えられる限り、質問にお答えします>

この世界のことについて、自分は何も知らない。

しかし、質問できる相手は、幸いにも目の前にいた。


「あなたを作った人は、どこにいるの?」

この世界に来てからというもの、理解できないものばかりだったが、その最たるものがこの腕輪の存在だった。

「触れるものをなんでも結びつける。その原理は?エネルギーはどこから持ってくるの?本当に、何でも結合させられるの?」


科学者として生きてきて、まず最初に思い知らされるのが『科学の限界』である。

簡単に言えば、『できることはできるが、できないことは絶対にできない』ということである。

しかし、この神器を名乗る腕輪は、限定的ではあるがその不可能を現実にするというのだ。


<おっしゃりたいことはわかります。あなたの疑問もごもっともでしょう。私の存在自身が、理解しがたいのでしょう?>

ヘスは、非常に的確に鈴の意思を理解してくれた。

だが、返ってきた返事は満足いくものではなかった。


<ですが、その問いのほとんどにお答えすることはできません。申し訳ありませんが、私たちはそのように『作られていない』のです>

「・・・詳しく説明して?」

<私たちは道具です。道具に与えられるものは、機能しかありません。私に与えられた機能は、主との意思疎通と、主が望むように結合を実行する能力だけです>

「それ以外には、何もできないってこと?」


<その通りです。限定的に与えられたこの世界の知識をお伝えすることはできますが、私たちの創造主やその目的についてなどはお答えできないようになっています>

「・・・ずいぶんと都合の良い話ね」


<道具とは、もともとそういうものかと存じておりますが?>


突き返された優しい返答に、鈴は黙って何も言い返せなくなった。

確かにその通りだった。鈴が人の表情を読めないのと同じで、彼らもそういうことができないだけだった。


受け入れるしかない。

「その通りだわ。それじゃあ、質問を変えるわね」

気を取り直して、鈴はより明確な質問をぶつけることにした。


「あなたが私たちに与えることが許されている知識って、どんなもの?」

<ずいぶんと合理的な質問ですね>

声だけで、ヘスが苦笑したのが伝わってきた。

「私、あまり空気を読んだり相手へ気遣いができるタイプじゃないの。だから、こうして率直に聞くことしかできないわ。不快に思わせたらごめんなさいね」

<いいえ、そんなことはありません。むしろ好ましく思います>


「剣のほうは、あの赤い巨大生物の名前や生態を教えてくれてたわね。ひょっとして、目の前にあるものの情報なら教えてくれるわけ?」

<よい推測をされますね。あなたは本当に聡明な方なんですね。でも、違います>

「そう。それじゃ、どういう情報なら教えてくれるの?」


<それも、お答えできません。なにしろ・・・我々の創造主は、気まぐれなお方ですから・・・>

大きくため息をついた。

どうやら、一つ一つ自分の手で確かめていくしかないらしい。


<私自身も歯がゆく思うこともあります。そういえば、いただいた質問の中で、ひとつだけお応えできるものがありました>

「なにかしら?」


<私の能力についてです。あなたが触れ、あなたが正しく認識できるものであれば、それがどんなものであっても結びつけることができます。例外はありません>

「それは・・・実験のやり甲斐がありそうね」

<いくらでもお使いください。私たちはそのために作られたのです>


「そういえば、神剣・・・エクス何とかとか言ったかしら。あの剣はどこに行ったの?冴木君は持ってないみたいだけど・・・」

またも苦笑するような気配が、ヘスから伝わってきた。どうやら、自分は可愛い妹か娘のように思われてしまっているようだ。


<よく、周囲を見渡してみてはいかがでしょうか?>

「え・・・?」

言われるままに周囲を見渡す。


焚火に照らされた暗闇の森の中だ。そう遠くまで光は届かない。

森の緑と、炎の赤の境界線をなぞるように見まわしたが、変わったものは見つけられなかった。


<灯台下暗し、という諺はご存じですか>

異世界でもそんなことわざがあるのか?

それはさておき第二ヒントが与えられた。

灯台といえば、目の前の焚火しかないが。


「げ・・・!」

思わず声を漏らしてしまった。

あろうことか、神剣は薪のように目の前の焚火の中にくべられていた。

「なんで、そんなところに?」


<・・・シクシク>

「あなた、まさか泣いているの!?」

声だけで、神剣が泣いていることが伝わってきた。

ひょっとして、自分には相手の感情を理解する機能がしっかりと備わっているのではないかと思い直しかけたほどに、脳内に響く声はひどく率直な思いを鈴に伝えてくれていた。


<焚火の火かき棒がなかったみたいで、近くに刺さってた神剣を取りに行ったようでして・・・>

<なんでも、我をここに挿していると焚火が暖かく感じるから、だそうだ。こんなにひどい仕打ちを受けたのは、生まれて初めてじゃ・・・シクシク・・・>

「確かに、あなたの方からより熱を感じるわね」

鈴は、哀れな神剣を慰めもせず、新たに沸いた興味に関心を寄せた。


手をかざしてみると、焚火の炎よりも、火にくべられた神剣のほうが確かに暖かかった。

ふとした思い付きから、神剣に手を伸ばしてみた。

触ってみてもほのかに暖かいだけで、とても焚火にくべられた金属とは思えないほどだった。


目を凝らしてみると、これだけの炎にさらされているにもかかわらず剣自体は赤熱することなく、元の色を保っていた。

(これって、熱エネルギーを全て電磁波に変換しているってこと・・・!?)


背筋に冷や汗が流れた。

この剣は、どれだけの炎で炙られてもおそらく刀身の温度は変化しないのだろう。

代わりに、受けたエネルギーを全て電磁波にして外部に放出しているのだ。


「やっぱり、あなたもただの剣じゃないってことなのよね・・・」

<何度も言っておるだろうが!焚火にくべられたことで感心されたのも初めてじゃがな・・・>

再び泣き出した神剣をよそに、視線を凛に向けた。


彼にはこの剣の恐ろしさがよくわかっていないのだろうが(もちろん、自分にだってわかってはいないが)

道具の効率的な使い方はよくわかっているようだった。

今手にしている果物もそうだ。彼なりの理屈で、しかし現実的な方法で安全に食料を確保してくれた。


彼には、鈴には見えないものが見えているのだろう。

代わりに、鈴には彼には見えないものが見えている。

「いつまで、こうしていられるかはわからないけど、まあ・・・よろしくやっていきましょう」

触れるか触れないかの距離感で、指先を凛の額に当てた。




しばらくの沈黙ののちに、鈴は不意にヘスに尋ねた。

「ねえ・・・私たち、元の世界に戻れるの?」

<あなたたちをこの世界に呼んだのは、私達の創造主です。もちろん、それには目的がありますし、その目的が達成されたら、おそらくは元の世界に戻ることも可能でしょう>

「なんだか、ずいぶんと遠回しな物言いね」


<申し訳ありません。その質問は私たちが創造された理由、その根幹をなす問いなのです>

「そうなのね。確かに、ここに来る直前に声を聴いた気がするわ」

<おそらく、それは我が創造主の声でしょう。どのような内容だったか、覚えておいでですか?>

「よく覚えてないけど・・・確か、邪神を倒せとかどうとか・・・」


<そう・・・ですか・・・>

「あれ、何か間違ったこと言ったかしら?」

<いいえ、間違っておりません。私たちが創造されたのも、同じ目的からです>


「邪神って言われてもねえ・・・どこかに住んでいるのかしら?」

<申し訳ありません・・・>

「そうね。答えられない質問ばかりしてごめんなさいね」

焚火の炎に照らされる、両の腕輪にそっと声をかけた。


<お話しできることならば、いろいろありますわ>

「そうなの?教えて頂戴」

<教えていただくのは私の方ですわ。お聞かせいただけませんか?あなたのいた世界のことを>

そのあまりにも優しい提案に、鈴の眼が怪しく輝いた。

穏やかに揺れていた瞳が、今や狂気に染まっていた。


その様子に、ヘスは己の犯した過ちに即座に気づくことになった。

ランランと目を輝かせた鈴が問いかける。

「いいわよ。なんでも聞いて頂戴。量子化学から電磁気学、有機合成まで何でもOKよ」


<あはははは、私、学問のお話はちょっと苦手で・・・・>

「大丈夫。どんな人にも簡単にわかりやすく説明してあげるわ。私、こう見えても塾講師のアルバイトでは1番人気だったのよ!?」

人気の理由が、分かりやすい解説ではなく、その端麗な容姿に由来することは本人は気づいていなかった。


苦笑いを続けるヘスに向かって、鈴はギラギラとした目で講義を始めた。

「まず、黒体放射から説明してあげるわ。このグラフを見て頂戴・・・って、あなた私の書いた図形って見えるの?」

<エクス=ディンガーお願い。私の主をどうにか止めてください!>


<それが不可能なのはお前が一番わかっているだろうに。我々に与えられている機能は、『結合』『解離』と、何だったかの?>

<ああああ・・・主との意思疎通です・・・!>

<まあ、講義を存分に楽しむがいい。その娘の声は、焚火の音で我にはあまり聞こえぬゆえ、どうしようもない>


<薄情者・・・!>

「ちょっとヘス。聞いてるの!?私、自分の説明を無視されるのは2番目に嫌いなのよ!?」

こうして、かなり一方的な理系女子の女子会は、明け方まで続くことになったのだった。


少しずつ書き慣れてきた気がします。

前半の山場まで、とにかく頑張って書き続けます。

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