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退屈の末路

作者: おっかれもん

こんにちは初めまして、おっかれもんです。

寝る前にふっとした思いつきでショートストーリーを書いてみました。こういうものを書いたのは初めてで、ド素人です笑

文章がまとまっていなかったり、話がよく分からなかったり、難点は色々とあると思いますがド素人の作品として温かい目で読んで頂けたら嬉しいです。

明日は何か起きないかな。


そんなことを毎日のように考え、何も無い日々が淡々と過ぎていく。


俺は明坂海里、17歳、今年高校3年生になったばかりの怠け男だ。


部活は高校1年の時に友人に誘われ、なんとなくバレーボールをやっていたのだが、それなりに才能があったようで初心者ながら1年の中で「エース」などという肩書きを持ってしまったりしていた。

まあ俺はそこで責任感を持って部活に勤しむような人間ではなく、ただ単純に顧問が嫌いで、バレーボール自体に飽きたこともあり、2年生に進級する少し前に退部した。


そこから数週間、いや、数日間は部活という縛りから解き放たれ、毎日がそれはそれはハッピーな人生だった。時間はあるし、好きなことだっていつでも出来る、好きなだけ遊べる。


この生活が永遠に続けばなぁと思っていた。


しかし、その幸せすぎる怠けきった生活は1週間と経たないうちにつまらない、物足りない生活へと変わっていった。学校から家まで帰れば寝るまでずっと暇という、傍からすれば最高な生活なのかもしれないが、その生活に入り浸ってしまえば退屈で仕方ない。


無意識にYouTubeを開き、面白そうな動画を探してみるが既にほとんどが視聴済み。Twitterの更新を何度も何度も繰り返す。スマホゲームももうすることがない。テレビも面白い番組をやっていない。ただただ無意味な時間を過ごす。


そんな怠惰な生活を送りながら現在に至った。

何の変哲もない日々。何かしようと思っても体は動かない。そもそも行動力が皆無なのだ。


高3になった今、受験勉強を本格的に始めなければならない時期になってきている。部活を辞め、他人に分け与えたい程あった時間も勉強に費やしたのはテスト前だけ。その結果として、いつもテストの順位は真ん中辺りである。

志望校と言われても特に行きたい大学などはなく、入れればどこでもいい。


一応そこそこの進学校に通っている俺だが、意識の低さといったらこれ以下にないのではと思っている。自分で言うのもなんだが。


受験期といって勉強をする訳でもなく無意味にスマホを弄る。典型的なダメ人間。つまらない。


何をするにも意欲が湧かない、やる気が出ない。

まだ17年の人生、あと何十年続くのかと考えるだけで嫌になる。

どうせ就職したところで天性の飽き性と根性無しが発動してすぐ辞めるのだろうな。容易に想像ができる。


このような人間、友人も手で数えれる程度しかいないし、もちろん彼女など出来たことがないため、一生独身で誰にも看取られることもなく死んでいくのだろうという想像もする。

そして、色々とネガティブなことを考えるうちに、ある疑問にいつも辿り着くのだ。


「何のために俺は生きているんだ?」


もはや哲学的、明確な答えがないことは分かっている。だが、この疑問はじわりじわりと俺のことを精神的に追い詰めていくのだ。


それから俺は、答えが出るはずのない「生きている意味」についてずっと考え続けた。考える度に追い詰められることを分かっているのに。


そして数ヶ月、受験が終わり、全く勉強をしてこなかった俺は一校も大学に合格することはなかった。

当然ながら進学校である以上、教員たちは高卒で就職をするよりも浪人を勧めてくるだろう。だが、俺にその勧めは無意味だった。俺はもう決めたのだ。


高卒で就職すること、ではない。


生き甲斐を常に持ち、毎日が充実していて、退屈しない人生を始めることを!!

どうやってって...?





そんなのさぁ、































初めからやり直すしかないでしょ!!!










(そして「俺」の「次の人生」が理想的な人生になることは永遠になかった......)







こんなド素人の作品を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

さぞ読みにくかったかと思います。ごめんなさいm(_ _)m

それでももし、この作品が良かった!と思ってくれる方がいらっしゃればとても嬉しいです(いないと思いますが笑)


ありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 最後までスラスラ読めました [一言] 主人公に タイキックの末路 をお見舞いしたいです。
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