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剣聖のミネストローネ

少ししんみりとしたお話になった?気がします。


剣をふるうことだけを考えていた。

それだけでどこまでもいけると信じていたからだ。

雨の日も風の日もどんな時でも俺はこいつがいたから強くなれた。剣聖の名を取るために、その称号をとるためだけに俺は生まれてきたのだ。

しかしどんな努力も時には報われない、現実は残酷だ。


「くっ!」

「楽しいねルーベン」

「うるさい黙れ!」


オーギュスト王国の外れにある華の群生地である丘に二人の男女が剣を交えていた。

煌めく剣先に、白と赤の線が弧を描く。

彼らの戦っている姿は踊っているようにも見える。

無縁ヶ(むえんがおか)この土地の名だ。

戦争で戦死し身元がわからない者達をここで供養している。そして毎年春になるとポツンと無縁ヶ丘に生えている一本の桜が満開に咲き、幻想的な雰囲気をだす。

まるで死んだ者達が桜や華となってまたこの世に降りてきたのではないかと考え込んでしまう。

実際毎年に必ず奇妙な出来事が起きる失くしたものが突然現れたり、商売が成功したり、豊作であったり……

かくいう俺はいつもここで剣を振るい特訓している。

ルーベンアスタリスク。

剣聖の家系であるルーベンは剣聖クリスアスタリスク実の息子である。

父の名、そして家系の名において俺は幼少の頃から剣を握り剣聖の称号をとるためだけに彼は振るい続けた。

そして現在に至るまで彼の戦績は無敗、大人の騎士達を圧倒するそのポテンシャルと実力は群を抜いていた。

同世代からは鬼神とまで呼ばれ彼に適う者はいなかった。

そしてオーギュストでは剣聖の称号は成人男性にしか授与されないという規定があるためルーベンは十七歳になった同時に彼が父から譲り受けるつもりでいた。

しかし……誕生日を迎える一ヶ月前である三月下旬の出来事が彼の調子を狂わせる。



「しっ!」


空気を吐きながら重心を移動させ虚空に剣を振るう。

常人では捉えることの出来ないスピード、剣を振った直後に風が遅れてやってくる。足元の花びらがひらりひらりと舞いながらもルーベンは習慣づけされた動きを何度も繰り返し汗を流す。

必ず無縁ヶ丘で特訓をやる。物心覚えた時からずっとそうだった。

ここに来ると落ち着く、そして疲れを癒してくれるかのような暖かさがここにあるのだ。

家にいるとバケモノ扱いされる毎日、父上は気にするなと言っているが俺にはどうしても無理だった。あの目が、俺を奇怪なものを見るかのような目で見られれるのがどうしょうもなく我慢出来ない。

そして父上はよく慈善、そして幼い時に抱いた夢を忘れるなと言われた。

まあ今は関係ないか……

まあいいここは誰もいない、目線など気にすることは無い、俺は強くなる。

あいつらを見返すために奇怪な目を見てきた周囲の人間に俺の力を見せつけるために。


「けどそれは本当に正しい選択なのかな」


剣を振るう腕が止まる。

透き通った声が空気を切り裂き、声のするほうへと体を向ける。

ようやく蕾が咲き始めた桜の木の下にいる淡い白色の少女が短く切りそろえられた前髪を弄りながらルーベンに問いかけてきた。


「誰だお前は」


あまりの気配のなさに驚いたルーベンだったが冷静を装いルーベンは話しかけた。

心境を悟られないように低い声音で。


「そんなに警戒しないでくれルーベンアスタリスク、僕はしがない剣士さ。そう君と同じね。それに僕が質問したんだ質問文を質問で返すのはちょっと野暮じゃないかな」

「一体なんのことだ」

「またまた〜君のことだよ。本当に君は力を見せつけるために強くなっていいのかってことだよ」

「……」


ルーベンは僅かながら冷や汗をかいた。

得体の知れない少女が自身の心を悟ったかのように質問してきたのだ、気持ち悪いを通り越して驚きだ。


少女は立ち上がりパッパッと土を払うと陽気な態度で喋り続ける。スラリとした手足に身長はルーベンよりもやや低い百六十センチ程度の少女だ。

そして彼女は笑いながらこう言った。


「図星か〜じゃあ僕が君の剣聖の名を貰っちゃおっかな〜」


突然の発言に思わず目を見開き口を開く。


「…馬鹿にしているのか?」

「そんな〜違うよ君じゃ剣聖の称号を持つにはふさわしくないってことだよ」


どこに隠し持っていたのか少女は剣を取り出し、自身の前に剣を構えた。


「正気か?俺は次期剣聖であるルーベンアスタリスクだぞ。お前みたいな少女が……」

「大丈夫手加減してあげるから早くかかってきなよ」


頭に血が登るというのはこいうことなのだろう。

いまにでもこの少女に飛びかかりそうだ。顔が少しいいから調子のりやがって……


「……後悔しても遅いぞ」


ルーベンは木刀をおき、紅に染まった片手直剣右手に持ち腰を低く落とし、中段に構える。両者、距離にして十数メートル。


「行くぞ……」

「僕はいつでもいいよ」

「ちっ……」


舌打ちをしルーベンは走り出すと一気に間合いを詰める。

二秒もたたないうちに彼女の懐に入り足を踏み込み重心を意識して袈裟斬りを繰り出す。

洗練されたルーベンの剣の速度は止めることは用意ではない。

父も半分の確率でしか受け止めることの出来ないこの速度は既に最高速度に達していた。

吸い込まれるように彼女の銅に……いくはずだった。


「この年でこの速さは驚いたなあ」

「な、」


彼女は片手でルーベンの剣を受け止めていたのだ。それも表情も変えず見定めるかのように。


「やっぱり君は力の使い方を少し勘違いしている。アスタリスク家の力は本当に発揮はできないよ」

「何が言いたい」

「さあね」


最後に聞いたのがその言葉だった。

そこからは一方的な彼女の試合展開だった。

防御するも閃光の如く繰り出される剣技に追いつくことができず俺は……ルーベンアスタリスクは負けた。


午後六時三十分。

無縁ヶ丘から自宅へ向かう帰路でルーベンアスタリスクは悔しさと自身の惨めさで押し潰れそうになっていた。

あの後、気を失い目が覚めた頃には少女の姿は見えなかった。

ボロボロのこの姿を見て父上はどう思われるだろう。次期剣聖がたった一人の少女に負けたなど死んでも言えない。

どう言い訳をするか迷っていた。


「クソッ……なんでだ俺の剣は最強のはずなんだなんであの少女何かに…クソッ!」


八つ当たりするかのように地面を蹴りあげる。

悔しい、あの少女に負けたことが何より悔しい!

この上ない怒りをどこかにぶつけたい、そんな衝動に駆られるもそんな最中でもお腹の虫は空気を読まなかった。

大きな音が腹から響き、怒りなどが少し収まる。それもそのはずだ、もう既に七時に時計が合わさろうとしているのだ。

時計台の鐘もじきになるだろう。

自宅に戻れば使用人がどうせ変わり映えしないスープ料理がまた提供されるのだろう。冷めて美味しくないスープ、しかし腹にたまれば問題はないか……

早足で自宅に帰ろうとしたその時だった。

ルーベンの脚が止まりある一件の空き家に目に止まった。


「魔力の残り香……?」


微かにだが魔力を使われた痕跡がある。

ルーベンは人並外れた感知能力は剣聖の家系であるためだ。その血筋は伊達じゃない。

ゆっくりとその空き家の戸に手をかける。

怪しい、からではないただの興味本位だった。

七時を告げる鐘がなった同時に戸を開いた。


「いっらしゃいませお客様」

「な……」




人懐っこそうな無邪気な顔をした男性の声が店内に響く。

ルーベンは何か化かされたようなものを見るような目で目が点になっていた。

空き家とは思えない外見と内装の違いに思わず足が立ち止まってしまう。

しかし瞬時に警戒心を顕にしルーベンは低い声音で問いかけた。


「おいお前」

「はい、何でしょうお客様」

「ここはどいうところでそしてお前は何者だ。答えしだいではお前を切る」


愛刀を抜刀し剣先を白いシャツに黒いエプロンをきた男にむけ、鋭い眼光をむける。

敵対心丸出しのルーベンをものともせず男性はこう答えた。


「これは申し遅れました。私の名前はナツメと申します。そしてここはお客様に料理を提供する場となっております」

「ほう……飯屋か」

「はい、よろしければ何かお作り致しましょうか?」

「そうだなちょうど俺の腹も空いていたんだなにか作ってくれ。そして剣を向けたことは謝る、申し訳ない。如何せん外見からでは予測もできない内装だったからな」

「それはよく言われますのでお気になさらず、ドリンクはセルフサービスなのでどうぞご自由に」



椅子に腰掛けると同時におしぼりをルーベンの前に置くとナツメと呼ばれる料理人は準備に取り掛かった。


「ふむ……」


不思議な空間だ、キョロキョロと周囲を見ながらルーベンはそう思った。

魔力残り香もそうだが男の格好も初めて見る、それに落ち着くなここも。

静かでいてそれでいて適温な空間だ。

コトコトと調理の音だけが響き渡り、匂いが鼻腔を通り抜ける。しかしこの匂いは……


「お待たせいたしました野菜スープミネストローネでございます」

「……」


ゴクリと唾を飲み込む。

ルーベン家でもよく出されるミネストローネだが大体冷めたものが出されることが多いため湯気か見えるほどのミネストローネは初めて見る。そしてなにより


「野菜が生き生きとしているな……」

「あ、分かりますか。そうなんですよ今朝実家から送られてきたばっかりのヤツなんですよ」

「え、ああそうか……」


スープには少し大きめにカットされたジャガイモに人参、玉ねぎ、さらにはベーコンまで入っている。

この白いものは細長いものはなんだろうか?


横長のスーププレートは真っ白な磁器で、薄く焼き上げれていた。

表面は滑らかで、薄い光を放つようにさその白い食器は店内の真っ白な壁に調和していた。


濃厚なまでのトマトベースの香りは店内に漂っていた。

スプーンですくいとり一口。


「あつ!?」


思わず野菜の熱さに驚いて口から飛び出しそうになるもゆっくりと味わいながら咀嚼して喉を通った。


「美味い……こんなミネストローネは初めてだ」


感嘆した。

野菜スープとはこんなにも美味しいものだったのか。

野菜の味が全然違う、ルーベン家でのミネストローネはどことなく舌の荒みが感じるがこれには全くない。舌触りが良くまるで水を飲んでいるかのようにスイスイと何度もスプーンですくってしまう。

そしてなによりこの野菜本来の味とでもいうのだろうか。野趣溢れる味わいが実にいい!


「すこし顔の筋肉が解れましたね。険しい表情されていたので少し驚きました」

「あ、すまない。顔に出ていたのか……」


ナツメは野菜を一定のリズムで切りながら話しかけた。


「私でよければ話は聞きますよ。話せば少しは楽にると思いますよ?」

「……そうだなこんなにも美味しい料理を提供する貴方になら話してもいいかもしれないそれにアンタは俺のことを知らなさそうだしな」

「申し訳ございません、世間には疎いものでして」

「いいやそれがいいんだそっちのほうが話しやすい」


そしてルーベンは全てを吐き出すかのように話した。

自身の家系のことも無縁ヶ丘で起きたこともすべてこと細かく。

後からなぜこの男に全てを話したのだろうと今のルーベンは思ってもいないだろう。



「そうですか……そんなことがあったんですね」


ナツメは感慨深く頷く。


「はい……俺は強くなってみんなを見返してやりたいんです。それなのにあの少女に負けて手見返すどころか返って惨めだ俺は……」


スプーンを持っていない手に力が入る。

今でもあのことを思い出すと頭に血が上り怒りがこみ上げてくる。

あの少女を倒したい、それだけが今の俺の目標だと、闘志に燃えていた。


「……ルーベンさん、少し強さを吐き違ってはいないんでしょうか」

「いきなりどうしたんだナツメさん、俺はみんなを見返すためにここまで強くなってきたんですよ、見返したいという気持ちが俺の原動力だったんです」


思わず眉間にシワがよる、自身を否定されたコイツもまたあの少女と同じこと言うのではないかと思ったからだ。

しかしナツメは平然と話を進める。


「そう言えば花言葉ってしってますか?」

「いきなり何を……いえこのかた剣だけを降ってきたのであまり知らないんですが……」


呆気に取られて眉間のシワがなくなった。

ナツメは刻んだ野菜を片付けながら話す。


「実は野菜にも花言葉があるんですよ」

「え?」

「例えばミネストローネは一般的に最もポピュラー料理ですがまた入ってるものは家庭によってまた違うんですが、今回使った材料は人参、ジャガイモ、セロリ、ズッキーニ、玉ねぎです」

「……えっとそれが何か?」


花言葉からいきなりミネストローネの話になった。いきなりの話の急旋回についていけないなにか関係があるのだろうか。



「貴方の家のミネストローネにはいつも何が入っていました?」

「えっと……ジャガイモに人参、ベーコン、あとセロリだったと思います」


腹に入れば良いと思ってあまり気にせず食べていたせあか曖昧な記憶しかない。


「実はジャガイモの花言葉は慈善、哀れみや助けることという意味が込められています、そして人参には幼い夢、という意味合いが込められています」

「……えっと何が言いたいんですか?ナツメさん」

「その無縁ヶ丘で戦った少女はなんと言ってました?そして貴方は小さい頃に父上になんと言われてましたか?」


語りかけるような優しい目でナツメは問いかけた。

暫く考えたルーベンは


「そうだったな……忘れていたよ。アスタリスク家はの家訓は慈善、幼い夢だったな。父上もそれを大事にしろとよく小さい頃に言われてました。いつからなんでしょうね俺が見返すために力をつけようと無理になったのは……この力は民を守るためにそしてあの幼き頃の夢を実現するためにあるんですねナツメさん」

「さあ、どうでしょう。それは神のみぞ知る世界です私はただお客様に美味しい料理を提供するだけですから」


どこか寂しげな表情をしたナツメの顔を横目に一瞥し、カウンター席にコインを置く。


「多すぎますよルーベンさん」

「いいんだ、相談に乗ってもらったお礼としてもらって欲しい俺はこれから……」


間を空けて彼は口にした。

民のために強くなりまた彼女にリベンジするとこれからは心を入れ替えていくと。


「ありがとうございましたまたご来店をお待ちしております」






数週間がたった。

無縁ヶ丘の桜の木の下で白髪の彼女は待っていたある人物を。もう既に桜はほぼ散りかけていた。そして彼がようやく現れた。


「やあ……二週間前とは随分と目つきがかわったね……うんいい目つきだ不安定だった精神も今じゃ何をすべきか分かってるみたいだね」


愛刀を腰に下げてゆっくりと華の間を歩く。一歩づつ彼女に近づくと挨拶をした。


「ああ、アンタのおかげで目が覚めたぜ。アスタリスク家は剣聖の家系だからよ初めから背負うものがいっぱいあったんだ。尊き民は俺が守るってな、そのための力なんだ。見返すために力をおいもてめていた俺には確かに剣聖の称号は持て余すものだってな」


「そうだよ、剣聖になるということはそいうことだ。復讐心にかられた者に名乗るものではない、そういうスキルだからね。じゃ最後に……やる気満々みたいだね」

「たりめえよ、アンタを倒すためにちょいと無理してきたんでな、やってもらなくちゃ困るぜ」

「……んじゃ行くよ」

「おう」



あった時と同じように彼等は中段に剣構え、打ち合った。

しかしすぐに変化が起こる、彼女の刀身に力が全く入っているように感じないのだ。軽い……まるで子供と遊んでいるかのような……




「おい……なんでお前そんなに透けてんだよ……」

「あちゃ〜時間切れか」


少女はほぼ半透明になりかけていた、はにかみながら彼女は頭をかき、ルーベンも剣を振るうのをやめる。


「無縁桜の噂知ってるねルーベン、死者の魂を連れて桜を満開にさせるっていう」

「ああ……でもあれは」


無縁桜、春になると死者の魂を連れてこの無縁ヶ丘を満開にするという噂がある。

しかしこれは噂であるはずだった。


「そうそのまさかだよ、もう桜がほぼちってしまってるからね僕はまたあの世に戻るとするよ」

「まてよまだ俺はお前に勝ってねえんだぞ!そんな勝ち逃げなんて許されるかよ!」


まだ一本とっていないお前に一本取るために俺は……俺は!


「いいやもう十分に君は強いよ僕以上にね、全く憎たらしいよその年でまだ強くなるつもりかい本当に大変だねクリスのやつは」

「なんでお前父上の名前知ってるんだよ……そう言えば最初からお前俺の名前も知ってたよな……それに家訓のことも知っていたような口をして……」


イタズラをした子供のように無邪気な笑顔浮かべる少女はネタばらしを始めた。



「まだ気づかないの?ほら君の家に僕の肖像画とかあるでしょ!僕は第三代目剣聖トリスアスタリスクだよ」

「え……」

「そう君のおばあちゃんさ」


ウインクをするおばあちゃんことトリスアスタリスク。

思考が停止してしまいそうだ。無縁桜の噂だってまだ信じきれてねえのに。


「はは……まじかよ夢見てるみてぇだ……」

「夢じゃないよ…元気な孫の姿も見れたしこれで気がれなくあの世へ行けるよそれとこれは初めてで最後の孫に送るプレゼントだ」

「これは……」


トリスの消えゆく手から渡されたの鞘に収められ白色の刀。


「桜花爛漫、僕の愛刀さ。どうか大事に使ってくれよとっても寂しがりな子なんだ僕が死んだ時も一緒にあの世に付いてきちゃってね……」

「まるで意思を持っているみたいだなこの刀……」

「持っているよ……なんせ無縁桜の木の一部を使っているからねこの刀はありとあらゆるものを切ることができるはずさ」

「はは……もう驚くのも疲れてきたぜ」

「じゃあね、ルーベン身体壊さず頑張るだよそして……会えて幸せだよ僕は」


その時、突風がおこり僅かに残っていた桜の花びらが散っていった。

それと同時にトリスもルーベンの目の前から消え去った。

残ったのはトリスの愛刀である桜花爛漫、そして耳にまだ残っている彼女の声。


「んだよ……最後の挨拶もせず消えちまうなんてなんて自由奔放な婆さんだよちくしょう……」


ルーベンの頬に雫がながれ、嗚咽がとまらなかった。膝をつき彼女の愛刀を抱いたまま数十分その場から動けなかった。


そしてその出来事からその一週間後に彼は剣聖の称号を手に入れ今では赤と白の二刀流として名が広まっている。

そして彼が剣を振るう姿は桜のように色鮮やかな弧を描くすがたは美しいと言われており、たまに少女の姿が一緒に見えると噂がある。







実は作中には書いていませんでしたけどセロリにもちゃんとした花言葉があるんですよ。

「真実の愛」そして「会える幸せ」

恋人に送りそうな言葉ですね

少しやっつけ感があると思いますがまあそこは目を瞑って……

まあそれはさておきもしよろしければ感想などお聞かせください。カス者のやる気あっぷに繋がりまする

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