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告白されたら異世界に...  作者: nagisariku
第2章 親違いの双子
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第8話 悲鳴

『じゃあ、お姉ちゃんとカズサ先輩は2階を、私は1階を探します』


カスミが俺たちに指示を出して、探し始めた。

2人の母が受け継いだ家宝は宝石らしくとても貴重な物らしい。

それは持ち主に『あること』が起きると...


『えっと、サヤカ聞きにくいこと聞いていいか?』


俺はサヤカとタンスの中を調べていた。

この部屋は電気はもうつかないから午前中に探さないといけない。だから呑気に話す暇はあまりないが聞きたいことがあった


『どうしたの?カズサ』


『えっと、サヤカとカスミは父親は違うんだろ?』


父親違いの双子の姉妹...あまり聞いたことないが、稀にあるらしい


『そうよ。私の父はちゃんとした夫で、カスミの方は愛人よ。私は母親は嫌いよ。でもカスミは...』


『カスミは母親のことが好きなのか?』


『そう、私の父は死に、カスミの方の父は少しの間私たちと暮らしていた。でも、2人は出かけている途中に殺されてしまった』


2人の家族は死んでいたのか...


『サヤカの父はなぜ殺されたんだ?』


『私達の家宝の宝石を狙っていると思う。』


今回探す物だ。


『その宝石はどのようなものなんだ?』


『私達の家宝は...』


そこでサヤカの声が切れた。


それは、下からカスミの悲鳴が聞こえたからだ!


『カスミ!』


サヤカと俺は直ぐに1階に降りた


そこには...


『お姉ちゃん...カズサ先輩...気を付けて...』


ボロボロになったカスミが倒れていた。


『カズサ、回復魔法を!』


サヤカは急いで俺に指示を出したが...


『ごめん、俺...魔法は使えないんだ』


まだ俺はほとんど魔法を覚えていなかった。


『ええっ!何で!』


俺は...ただ見ていることしかできなかった



別に俺はこの2人に仕方なく手助けしただけだ。

だから、別に...俺が罪悪感を覚えなくても...


『カズサ、今日は帰ろう。カスミを家に帰さないといけないから。』


『...わかった。あ、俺上に忘れ物していたから先に外に行ってて』


さっき探していた部屋に戻った。

俺は忘れ物なんかしてはいなかった。

ただ、心の整理をしていたかった。

俺の能力が確かかはわからないけど、あれは...


外に出ようとした時、隅に光るものを見つけた


『これは...箱か?でも、金色の箱だし何が入ってるんだろう...』


好奇心を抑えられなくて、箱を開けると宝石が入っていた


『まさか...これ...』


それを手にした時、『それ』が光った


そして、俺の一面は白く光った。


『ここは...』


何もない、周りが真っ白な世界に来た。

ここはただ白の世界

だけど、懐かしい声が聞こえた


「お前は、あいつの味方をするのかよ」


「あいつのせいで台無しになったんだぞ!」


「お前はもう絶好だ」


『な、なんだよ...なんで俺が悪いことになるんだよ!』


そこでは俺の嫌な記憶だけが蘇ってきた

消したい記憶でも、消えない...


『冬紗君!付き合って!』


『俺は...』


『どうしたの?返事を欲しいな』


『全部計算通りだったのか?』


『何が〜?ふふふ』


『俺は...お前が大嫌いだ!』


『私を拒むのね。なら、あなたに一生抱えきれない呪いを...』


やめてくれ!その記憶は思い出したくない!


俺はずっと叫び続けた。

思いだしたくないと...


俺はいつの間にかシュリの家に戻っていた。

冬紗に告白した人物は...

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