第26話 告白の理由
ベルセルク城はこの国サウザウスで1番都市が発展している場所だ。
人々が多く住んでおり、特産物などが盛んな街でもある。
「カズサ...着いたわベルセルク城よ」
ベルセルク城はとても高く、意識が呑み込まれる感じだ。
「シュリ、どうやったら中に入れる?」
カズサはシュリに入り方を聞いた。
シュリはこの城の常連?みたいらしく、普通に入れるらしい
「ここが...元王と元女王が入る部屋よ。あらかじめ連絡はつけといたわ」
シュリは...一体どうしてこんな力があるのか少し疑問に思った
「シュリ...きたか、でこいつか名はなんと?」
「この人が...新島 冬紗...あっちの世界から連れてきた人物よ」
シュリからは少しホッとしたような...嬉しそうな顔をしている気がした。
シュリは...何を思って?
「なんと!シュリ...お前はなんという人物を連れてきてしまったんだ」
「シュリ...あなたはなぜこの人物を」
シュリは疑問に思った。
なぜカズサを連れてきたことに驚かれたのか。そして、カズサのことを知っている...?
「カズサ...君は王女に会ってくれ」
カズサは現王女アイリと会うことになった
「私がアイリ王女です」
「えっと...俺はカズサだ」
シュリはもう訳がわからなかった。
なんでカズサのことをこの人達は知っているのよ。
何か裏がある...?
「あの、元王と元女王さんに話があるんですけど、3人だけで」
「カズサ⁉︎何をするつもり?」
シュリは今この状態でカズサを1人にすることを恐れた。
やっと...ここまで来たのに!
作戦が無効になってはいけない!
カズサと元王アルサルトと元女王ベイリーは別室に移動した
「で、話ってなんですか?」
ベイリーがカズサに問いかけた...
「あの...私が冬紗君の嫁です!今後予定の結婚のお知らせに来ました!」
カズサの変貌ぶりにアルサルトとベイリーはただただ言葉を失った。
いや、この人物は...カズサではないと察した
「君は...何者だ?カズサの中にいるみたいだが」
「私は...普通の人間です。それより、あなた達はカズサ君の《お父さんとお母さん》でいいんですよね?」
その瞬間2人は真剣な眼差しをした
「貴様...カズサから離れろ!」
「離れなさい!この...女!」
2人して反感が起きた。
「図星ですか?なら、結婚の報告していいですよね」
「貴様...よっぽど命が惜しくないんだな?」
「ふふっ、私はもう死んでますので」
「呪い!あなた...カズサになんてことを!」
2人は怒って顔が真っ赤になっていた。
それを見てカズサの体を借りた何者かが笑い出した
「いいでしょう...名乗ります。あっちの世界では柊咲と名乗っていましたが、こっちではスミレという名前です」
「スミレか...今カズサはこの会話の記憶があるのか?」
アルサルトは聞いた
「記憶は残らないですよ。でも、あなたたちには私のこの呪いは解けない」
それは2人は察していた。
物凄い強い呪いがかかっている...これは2人では解けない力があると
「君は...金輪際カズサの体を使うな!そうしないとカズサもろとも消してやる」
「いいんですか?息子を殺して...」
「私は...カズサを息子とは思わない。私は親失格だから」
アルサルトは呟いた。
スミレは体をカズサに戻した。
「えっ...ここどこ!」
カズサは急に目覚め、目の前にテレビで見たことがある人物が2人いることに気づいた
「君は...もしもう一度このようなことをしたら絶対に殺してやるからな!」
「え?殺す!」
「あ、カズサに言ったんじゃないよ...」
カズサはキョトンとし、何か分からなかったがシュリのいる部屋に戻された。
「で、シュリ作戦の件だがカズサはダメだ」
「そんな...じゃあ、またやり直しですか⁉︎」
「いや、もういい。私には違う仕事ができたからな。カズサに真実を言ってやるんだ」
カズサは2人がなんの会話をしているのか全く理解できなかった。
作戦...俺?何が関わってるんだよ
「カズサ...今までたくさんの嘘をついてごめんなさい。あなたはもう元の世界に戻れるわ」
シュリが物凄いことをサラッと呟いた
「え?なんか交通機関がどうとか言ってなかったか⁉︎」
「あれは全て嘘よ。私は...あなたを殺すためにここに連れてきたの」
語られる告白の理由...




