第18話 死神と賢者
「ユイナ...あなたはカズサをどうするつもりなの⁉︎」
ユイナの身体からは闇のオーラが出ている。
殺気と心の闇が混ざったような...感じがした
「カズサはね...死んじゃったの。でも、『あの人』が言ってくれた...こうすれば助かるって!」
ユイナはいつの間にカズサの事を呼び捨てにするようになったのだろう...いや、2人の仲が良くなったとかは考えている暇がない
私のやれる事を...
「あの人って?」
「シュリもこっちにくる...?そうすれば、またカズサとも暮らせるよ」
今のユイナはとても怖い
目が黒色で体中から闇のオーラがたくさん出ている。
でも、逃げたら...後悔する。やって後悔...そうするって決めたから
「お断りよ。ユイナ...今助けてあげるから」
「シュリは来ないんだ。あなただけは助けてあげようと思ったのに。もういいよ...'ダークアベロスト'...」
その瞬間ユイナは魔法を発動した。
「'魔法の盾...」
今の魔法はなに...⁉︎
初めて見た。あんな凶々しい魔法
「私の今の魔法はね、対象者を殺す魔法なの。シュリは1回目は効かないってわかってたけど、次はないよ?」
まずい...私の魔法の盾は相手の魔法が強ければ強いほど自分の体力も消耗する。
私にはもう体力は残っていない
「はぁ...少し本気出すわ」
「シュリの本気...私見てみたかったの。あなたは実は力を抑えているってわかってた」
「'解放'!」
そう私は唱えた瞬間、私の服はローブに変わった。
髪色もいつもの黒から左髪が白、右が黒に変わった。
「シュリ...あなたは」
「私は...賢者の継承者みたいなものよ」
賢者...この世界では魔法に特化した人間がもらえる称号。
世界に5人しか称号を得ることができない。
もし、賢者が死んだ場合他の人が代わりに賢者になる
「ますます楽しくなった...私も力を貸してもらうわ」
「えっ...⁉︎」
「'死神の血筋'...」
ユイナがそう唱えた瞬間、ユイナの服は世間で知られる死神が来ているような服に変わった。
そして、髪の毛に鎌の髪留めがついた。
そして、杖代わりの鎌も出てきた
少し可愛くなった気がした...
「いや、死神って...」
この世界の死神は、物凄く悪い事をしたものに与えられる称号みたいなもの。
さらに、その称号はとても強いものにしか与えられない。
「死神様...あなたのお力少し借ります」
死神と賢者...この世界では正反対と言われ、仲もとても悪い。
「あなたと私...どちらが強いか勝負よ」
私は...ユイナをここで止める。
そして、死神が動き出している...これは止めないと
「さあ、シュリ...きてみなさい」
双子は学校の休み時間の内に次の作戦の話し合いをしていた。
「カスミ、カズサを倒す作戦は上手くいったわね」
「お姉ちゃん、カズサ先輩の反応はとても良かったね」
2人はカズサを倒せた事をとても喜んでいた。
カズサは驚異的な存在になるかもしれない。それを倒すことに成功したことで作戦が成功になる確率がとても上がった
「カスミ、あの方の作戦通り...次は学校をジャックしましょ」
「お姉ちゃん、放課後にしよっか」
「あの方はとても素敵な人ね。これで、私達の世界が作れるわ...」
カズサは死神と双子の勢力がどんどん伸びていることをしらない。
それは、双子と死神達もだ。
そして...この学校は戦場となる
サヤカとシュリ...双子の作戦はどうなるのか




