第15話 絶望の始まり
「なあ、シュリ俺はどうしたらいいんだ?」
俺は二人を助けないといけないのか、それとももうほっとけばいいのか...
「貴方は二人の何に関わってきたのか知らないけど、今助けなかったら後悔するかもよ。私は守れるなら絶対に守ってやる...だって後悔したくないから」
シュリの言葉は自分に言い聞かせてる感じがした
「俺は...」
二人といた期間は多くはなかった。いや、ほとんど嫌なことしかなかったくらいだ。
でも...俺は二人は根っからの悪い奴じゃない気がする...
俺の能力で二人の心は真っ黒に見えた。でも、それは二人が操られていたからじゃないからか...シュリから聞いた『もう用済みです』というどこからか聞こえてきた男の声
もしかしたら、こいつが犯人じゃないのか...
「俺は...二人を助ける。疑うのは助けてからだ!」
「決断したのね...あ、そう『これ』をもっていきなさい」
シュリからリストバンドみたいなものをもらった
「これは...?」
「お守りみたいなものよ」
シュリは急いで家から出るカズサを見送った
「私...いつのまにこんなお節介になったんだろう」
俺は走っていた。ただひたすら...
二人がどこにいるかは全く分からない
唯一の手掛かりは...俺とサヤカが部屋で捕まっていた家
俺は一応あの場所から学校までの道のりを見ていたから、何とか分かった
「シュリ...帰ったらお礼言わせろよ...」
その瞬間カズサの意識は途切れた
シュリは一人でカズサの帰りを待っていた
「カズサは心に傷を負っている。それを取るには...」
やっぱりベルセルク城に行くしかないわね...
カズサの運命は




