第13話 敗北
反撃開始といったものの俺はどうすればいいんだ。
二人に俺が戦闘で勝てる確率はとてもじゃないほどない。
なら、説得...
俺は手にある宝石を握りしめた
「カスミ、サヤカ宝石は俺の中から出てきた。だから、命くらいは助けてくれないか?」
俺はそう言い宝石を二人の方へ投げた
「本物ね...でも、あなたのガード能力はやっかいだから、私の計画に支障が出るかもしれない。だから、ここで殺すわ!」
そう簡単にカスミは引いてくれなかった。
こうなったら別の方法を...そう考えていたら、肩に剣が刺さった
「サヤカの剣か...左肩が...」
止血をしないといけないが、そんなことさせてくれる暇はなかった
次々と二人の攻撃は止まらなかった
サヤカの近距離の剣の攻撃、カスミの遠距離の魔法の攻撃
二人は学園トップクラスのコンビネーションコンビと言われる理由がわかった気がする
「このままじゃ...本当に殺される。なにか...方法は」
直後俺の頭に激痛が走った
「カスミ様、カズサは頭を押さえていますが?」
「たぶん壊れたんじゃない?」
だれかが、はなしかけてくる...
「私と、付き合ってください」
お前...まだ俺の頭の中に記憶としているのかよ。
いい加減消えてくれ。
お前は、あいつらと手を組んで...
誰が付き合うかよ!
いなくなれ!
そして、場所は葬式へ
『自殺らしいわよ』
『振られて自殺したらしいわね』
「俺は...悪くない」
「カスミ様、カズサに変化が!」
「なによあれ...」
「俺は悪くない」
「俺は悪くない」
「俺は悪くない」
カズサは呟いていた
呪いのようにこの言葉を
「カズサ...嫌な予感がする。ここは、サヤカに命令させて、カズサを殺させるしか」
「”解き放たれた力”...」
カズサがそうつぶやくと、このバトルフィールド全体に一瞬の光が差した
「な、なに今の!」
カスミはサヤカに今すぐ抹殺しろと命じた
「カスミ...嫌だよ」
「え、なんで...洗脳はまだ溶ける時間じゃないはず!」
「カズサ...ものすごい力があふれてる」
カスミはカズサの方を見ると、腰が抜けかけた
「何...あの魔力の量。あんなのどうやって」
「いけ”第2の剣”...」
カズサがそうつぶやいた直後、氷の剣が目にも止まらないスピードでカスミの腹に突き刺さった
「なにこれ...」
カスミはそうつぶやいて倒れた
カズサの過去は...




