表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/44

元魔王、チート生活二日目(夜)

今更気づいたけど、部屋はシェアルームで、私以外にもう一人の人が一緒に部屋を使っていた。

まあ、サエルなんだけどね。


寮に戻って休んでいると、扉の外から声が聞こえてくる。

「ミサ、いるか?」

「いるよー」

「入るぞ」

入ってきたのはアルフだった。

「どうしたの?」

「まだ夕食食べてないんだろ?一緒にどうだ?」

「本当に?わーい」

素直に喜ぶ。

アルフに連れていかれたのは、いつもご飯を食べる食堂とは違うところだった。個室で、すでに数人がなかにいた。

それもよく見れば、みんな候補生の人たちだ。

「あのー、ここは?」

まさか!今のうちにライバルは始末しないとな!へっへっへっ!みたいな!?

「なんか変なこと考えてない?」

候補生で唯一の女性が話しかけてくる。

「始めまして、ではないわね。私はクレラ、よろしくねミサ」

「あ、どうも」

なんだ、案外優しそう。

次に、とてもいかつい人が前に出てくる。

「俺はグリム。よろしくなミサ」

「よろしくお願いします」

なに?これ。

それから、5人くらいの候補生の人と挨拶を交わした。

「よし、それじゃ始めようか」

アルフのその声を合図のように、次々と料理が運ばれてくる。

気がつけば、目の前には食べ物がたくさん並んでいた。

「明日はいよいよ勝負の日だ。だれが勇者になろうと、我らの絆は永遠だ。それでは、乾杯!」

アルフが乾杯の音頭をとる。

そしてみんなが料理を食べ始めた。

私も、お皿をもって料理のほうへむかう。

「お、ミサ。これ食ってみろ。うまいぞ?」

「ダメダメ、小学生ならこっちのほうが」

「いや、これのほうがうまいよ」

なんか私、人気者?

どんどん手が重くなっていく。

お皿の上には料理がてんこ盛り。

食べきれるかな?

そうして、私たちは夕食を食べすすめていった。

「もう…入らない」

お腹いっぱいでもう無理だ。これ以上食べたら風船みたいにパンッ!ってなる。絶対!

「アルフ、今日はご馳走さま。おいしかったよ」

「いやなんの。明日は、お互い頑張ろうな」

「うん!」

素直に喜んでみる。

そして、その後は皆で寮に帰ってお開きになった。


部屋に戻ると、私のベッドの反対側にあるベッドにはすでにサエルが寝ていた。

うーん。よく見たらサエルって、めちゃくちゃかわいいな。

明日にむけて、今日は寝ることにした。

おやすみなさい。

ベク「次回予告!ついに勝負が始まります!」

作者「はい!ありがとうございました!」

ベク「ええ!?次回予告ってこれだけ!!?」




次話投稿が続きましたが、今日限りです。

次回からは不定期更新となります。m(__)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ