ナランと対戦!
遅くなりました!!?
すみません!?
?をつけるだけでちょっと逆ギレしてる感じになるのを発見して喜んでいます。
「黒い霧」
ナランが魔法を唱えると、辺りが突然暗闇に呑まれる。
「これは結界みたいなものだ。 内側と外側で魔力の縮尺がずれるようになっている。 つまり、ここで本気を出しても外からは気づかれない」
そんなこともできるんだ。 つまり、本気だしていいってことだよね?
「光」
私は暗闇のなかに明かりをいくつかつける。
「『死神の大鎌』 さあ、本気でいかせてもらうよ!」
私は魔溶刀を大鎌に変える。
黒く光るその刃に映っている私の髪の色は黒色になっていた。
「私も多少は本気を出そうか」
ナランはそう言って黒い剣を取り出した。
「これは霧を吸って成長する特殊な剣で、霧が出ていないと姿が見えないから困る。 そして、この剣には更に困ったことがあってな」
そこでナランはニヤリと笑い。
「魔族の血を、欲しがるのだ」
瞬間、ナランの剣がぐにゃりと曲がり、更には延びてこちらに向かってくる。
「!?」
私は咄嗟にジャンプして交わす。
「自ら上に行くとは……」
ナランの剣は直角に折れ曲がり、私めがけて向かってくる。
しょうがない、斬っちゃえ。
私は大鎌でその剣を斬る。
すると、今までとは違う溶かすというような感覚ではなく、斬って消していくような、そんな感覚が手に伝わってきた。
「やはり、魔法を斬るのか。 だが、今は霧が蔓延しているのだ。 何度でもつくれる」
霧がある以上、何度切っても無駄みたい。
なら、霧を晴らさないと。
私は風魔法で竜巻を作り、そこに大鎌を入れる。
大鎌はホロホロと砂のように崩れ落ち、魔溶刀が竜巻に溶けていくのがわかった。
私はさらに竜巻を大きくしていく。
「全部巻き込んじゃえ!」
霧を巻き込むように竜巻を移動させる。
「バカめ、隙ありだ!」
「それはどうかな」
こちらに突撃してくるナランに、私はさっき作ったライトを手に持って投げる。
見事にそれはナランにあたり、一瞬の時間をくれた。
「くっ!」
よし、今のうちだ。
私は魔力誘導で空に避難する。
そして霧を巻き込んで大きくなった竜巻をナランにぶつける。
ふん! どやっ!
と、一人で心のなかで思っていたら、急に竜巻が消えた。
「なんで!?」
そして、中にいたナランは、先程までの格好とは異なり、黒い鎧のようなものを纏っていた。
「撤回させてもらおう。 多少は本気を出すといったな。 多少ではなく、全力で本気を出そう」
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。m(__)m




