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再びギルドにて

おっそくなりましたー

「それはきっと、千里眼ですね」


ピーカスと話を終えたあと、なぜか心を読まれていると思った私は、同じく心を読んでくる人に聞いていた。


「千里眼?」

「そうです。 魔眼の進化バージョン程度に思っていただけると、わかりやすいと思います!」

「ナビも千里眼を使ってるの?」

「いえ! 私は、その……。 まあ、あれですよ、力的には弱い千里眼を常に発動している、みたいな」


そうなんだ。 私もがんばれば千里眼できるかな?


「せっかくギルドにいらっしゃったんだし、クエスト受けますか?」

「うーん、また今度にするよ」

「そうですか……」

「教えてくれてありがとう。 助かったよ」

「いえ、お役にたてたのなら」

「また来るねー」


私はギルドを出て、もう一度ステージに向かう。

セキの姿はなかったが、戦いたい相手はいた。


「ナラン」

「ん? ミサか」


中央都市の勇者、ナランだった。

こないだ戦ったとき、一人だけ戦えなかったんだよね。


「なにしてたの?」

「なに、自己鍛練に励んでいただけだ。 ミサはなにを?」

「セキに会いたいと思ったけど、国に帰ってるらしくて、ちょっとぶらぶらしてた」

「そうか」

「もしよかったら、一戦してみない?」

「いや、遠慮しておかう」

「あ、そう」

「……」

「……」


しばらく、無言だけが時間になっていく。

さきに口を開いたのはナランだった。


「こんなこと、聞くのはおかしいと思うのだが……」

「なに?」

「ミサ、あなたは魔王の血筋なのか?」

「え?」


何て言われたのかわからなかった。


「私の国では、魔族の血を引くものがいてな。 私もその一人なのだ。 だからわかるのだが、ミサから感じ取れる力に、魔族の力を感じるのだ」

「魔族の、血を引く……」

「そしてその力は、魔王の後継者であるものの力だと思うのだが。 違っていたらすまない」


なんで、なんでばれてるの?

どうして。

私は一つの違和感に気づく。

確か、魔溶刀のデメリットは……、すべての魔力の解放。

それに封印されていた魔族の魔力も含まれているとすると、もしかして。


「ナラン、私の髪の色って、何色?」

「突然どうした?」

「いいから」

「この間とは反対の、『黒い』髪になっているぞ」

「そっか。 ありがとう」


魔溶刀の特殊スキルを使うと、魔族の力が表に出るらしい。


「私が魔族だとしたら、どうするの?」


まさか、また殺されるのかも、と言ってから思う。


「別に、どうもしないが、ブラケミストに招待させていただくだけだ」


その答えに、私は首をかしげた。


「はい?」

たまたま読んでくださった方、または最初から読んでくださってる方、大変ありがとうございます!

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