勇者になって9日目
遅れてしまった理由その1、想像が枯渇したから
その2、特に理由なし
そしてまた短くなってしまいましたね
基本的に1000文字こえたら良しとしてるので、そこはお許しを
奇襲からさらに一晩が経った今、私たちの乗っていた馬車は街へと辿り着いたのであった。
「ふむ。街の周辺は大丈夫そうだな」
「というか、復興してませんか?」
「お?言われてみれば確かに」
国王とハイルが楽しそうに会話を続けていた。
「……あのー、会話中失礼なんだけど、私この街初めてだからなにがあったのかわからないんだけど」
私のその問いにハイルが答えてくれた。
「そうか。勇者様はこの街初めてなのか」
「……ミサでいいよ」
恥ずかしいし。
「この街はな、国王を本当の王として慕う民と、反乱を起こす民とで紛争が絶えなかったんだ。そんなある日、ついにしびれをきらした先代の国王が、自らの首を対価に平和を魔法で作ったんだ。そしてその魔法は成功した」
「後は私が話そう」
国王が割り込んでくる。
「平和は訪れた。王族の虐殺という反乱を起こす民の平和がな。それでやむなくあの町に避難していたのだ」
「じゃあなんで戻ってきたの?」
「ミサが現れたからだ」
「私が?」
「いや、ミサと言うより勇者が現れたから。と、言うべきか」
「そーそー。ミサは知らねぇと思うけどこの国以外の国でも、勇者が誕生するんだ。そんでもって、勇者が全員揃ったら全部の国で一番の勇者を決める大会が始まる。そうなったら反乱なんていってる場合じゃないんだよ」
「だから帰ってきたと?」
「それもあるが、先代は魔法が得意ではなくてな、数ヵ月前にその魔法はとけたらしい。それを確かめるのも兼ねてだな」
「なるほどー」
まったくわかんない!
すると、馬車がとまった。
「どうしたの?」
「城についたんだ」
馬車から降りて、城のなかにはいる。
「へぇ!すごーい!」
「本当です!綺麗です!」
ドーラも大喜び。
城には兵士がやまほどいて、そのすべての人が国王の帰還を歓喜していた。
「王のお戻りだ!!」
「勇者様も一緒だぞ!」
「これでこの国は救われる!」
「大会で優勝してくれよ!!」
などと声が聞こえてくる。
「なんで大会が始まるとそれどころじゃなくなるの?」
お城の中に入った私たちは、一息つくために客室にきていた。
「それは、ここが戦場になるからさ。この国は一番でかい大陸だから、そのせいでいつも戦場に使われんだよ。だから、死にたくなかったら船で海にでも逃げなきゃいけねんだ」
ハイルが答えてくれた。
「いつからその大会ははじまるの?」
「5日後だな。ミサ、それまで体を休めておいてくれ」
国王は強引に話をまとめると、足早に部屋を出ていった。
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国王視点
部屋を出て、私は地下へ向かう。
そしてたどり着いた一つの部屋の中に入る。
それを見るや、私の心に喜びと安堵が押し押せてきた。
「これで、やっと……」
それに手を触れ、その魔力を我が身に宿す。
私たちの邪魔は誰にもさせない。
「これでやっと、平和になる」
ベク「人間がいるときはただのアクセサリーのベクが通りますよー」
作者「アクセサリーのくせになにが通るだよ……」
ベク「……(この人嫌い)」
最後、国王視点で終わりましたが次回からミサ視点ではじまります。(予定)
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。




