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勇者になって6日目Part2~7日目早朝

説明不足のメイーナさんに変わって聞いたことをまとめると、国王様は元々はここより大きな街に住んでいて一時的にこの町に避難していたらしい。そしてその街に帰ることになった。

だから、勇者になった私に是非とも護衛をしてほしいとのこと。

てゆーか、まだ挨拶してなかった…。怒られるかな?

そしてそのクエストの報酬が、街の一軒家だった。

「お金も貰ってるし、やるしかないんだよね?」

「もちろん!」

と、メイーナさん。

「まあ、媚売れるなら売ったほうがいいぞ」

と、ハイル。

私は、挨拶をかねてと思い、クエストを引き受けた。


その日の夜、部屋の窓から夜景を覗いていると、ドーラが肩にぶら下がってきた。

「どぉわっ!?」

そのまま仰向けに倒れる。

「いったぁ…。どうしたの?」

「あ、いえ。その、少しだけ元気がなかったように見えたので」

私は立ち上がり、ドーラに手をかす。

「そお?まあ、明日からまた旅にでるからね。少し覚悟を決めてた」

なんと出発するのは明日の早朝からだった。

「そうだったんですか。では、お気を付けて」

「ドーラもいくよね?」

「え?」

「ね?」

「いや、私ここに…」

「いくよね??」

「…はい」

うーん!いい子!

「今日はもう遅いので寝ましょうか」

「そだね。おやすみ」

そう言って、ベッドの中にはいる。


次の日、日が顔を出し始めた頃に宿を出た。

元々荷物はそんなになかったので、出発する場所にはスムーズにつけた。

この町にあるただ1つのお城へと、私たちは向かった。

「あるくのぉだるぃれす~」

ドーラは朝に弱いみたいだ。かわいい。

「もっとちゃんと歩いて」

「はぁい」

ドーラの手をひき、お城の前までやってきた。

「よお。結構早いじゃん」

そこにいたのは、ハイルだった。

「あれ?なんでハイルがいるの?」

「なんでって、俺は元々持っていた国王たちとこの町に来たからな。帰るってんなら俺も帰るさ」

「そうだったんだ」

すると、お城の門が金属音を奏でながら開いていく。

「入るか」

「うん」

私たちは門の中に入る。

すると、そこには馬車が2台あった。

「待ちわびたぞビン。早く出発せねば…おや?」

「国王様。こいつが例の勇者です」

ハイルが私を押す。

「は、初めまして。あの、挨拶が遅れてしまってすみません。今日は、よろしくおねがいします」

「ほう、この娘が。…とても剣を持つようには見えんな」

「それがなんと、このハイルビン、剣術で負かされまして」

「なんと。お前でもか」

「こいつは本物ですよ」

「わかった」

そこで、国王は私の瞳を覗くように見る。

「勇者よ。どうか1つ頼みを聞いてくれ」

「はい。なんでしょうか」

そこで、国王は馬車に声をかける。

「シャシャ、ナナ。こっちに来なさい」

すると、馬車から子供が二人降りてくる。

「紹介しよう。私の娘のシャシャとナナだ」

「…」

「こんにちは」

一言でこの子達を表すなら、陰陽。

シャシャはずっと不機嫌そうな顔をこちらに向けている。

「初めまして。勇者のミサです。よろしくおねがいします」

「…!?ふんっ!」

目を逸らされた。

「勇者様なの?」

ナナはほわぁ~とした笑顔をこちらに向けたいた。

「そうです。勇者です!」

「おぉ~!」

「お主に頼みたいことは、この子達の護衛だ。必ず無事に街まできてくれ」

「わかりました」

そうして、私は国王ではなく。その娘たちの護衛をすることになった。

はてさて、ミサは無事に街までつけるのでしょうか!それとも…!!?


たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。

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