表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/39

SIDE 佐々木さん

本日は二話投稿。

R15大丈夫だよね?

大丈夫だと思いたい。

謝恩会を来週に控えた春休み、

今日は学校の保健室を借りた。


そこに

音楽部仲良し女子三人組、葵ちゃん、

私 佐々木瑞樹ささき みずき佐藤萌香さとうほのか

と、奏君が来ている。


わくわく・・・・

「なんだよ〜、なんでお前らが採寸するんだよ〜しかも僕だけ別に〜」

奏君が葵ちゃんに抗議している。


でも、迫力がない。

「仕方ないでしょ、ほかの男子にやらせたら絶対大丈夫じゃない」

葵ちゃんの攻撃。


「青藍に測らせりゃよかっただろう」

奏君の反撃


うん、いやそれはもっとダメな奴。

想像しただけで尊死する奴。


「それ一番ダメ、奏、絶対妊娠する」

私の攻撃、そうそう、貞操の危機だ。


「はあ?男同士だぞ」


「最近は男同士でも妊娠するの!!」

萌香ちゃんの攻撃


そうそう、妊娠する。

「そんなの聞いたことない!!」


「とにかくさっさと脱ぎなさい!!」

葵ちゃんの攻撃、葵ちゃん肉食動物に見える。


これ・・・・なんか百合百合しくて

これも尊い・・・はうっ


「わー止めろ〜、待て、引っ張るな、伸びる」

「はい、バンザーイ」

「子供じゃない!」

「まだ小学生じゃん」


・・・・・あ、奏君が力尽きた。

よし勝った。


ただいま音楽部女子三人組で奏君を済み済みまで調査・・・・


いや、謝恩会の衣装の絶賛、採寸中だ。

最初、男子の誰かを頼もうかと思っていたが、希望者が殺到し、

しかも皆、異様なオーラを発していたため、担任からストップがかかった。


保健の先生と相談して、仲の良い私たちに白羽の矢が立ったのだ。


「体育着の半ズボンまでだぞー」

「当たり前でしょ、どこまで脱がすと思っていたの、あ、靴下は脱いでね」

「葵の勢いじゃ、全部脱がされるかと思っていた」


ぎくっ、私は全部脱がして確かめるのかと思っていた。

「佐々木さんじゃあるまいしそんなことしないよ〜」

と言って私の方を向く。

まずい、何でわかるの?。


私はあさっての方をむいて知らんぷり。


「ほんっと、奏の体って、つるつるで女の子みたいだね〜、

男子たちが荒ぶるのわかるわ〜、ほんとに付いているの?」


奏君が上着を脱ぎ、上半身が露になった所で葵がそんな感想を洩らす。


「それ、かなり失礼だぞ、それにこれから成長するの!」


う・・・・これ、本当に同年代の男の子の体?

うわあ、華奢、白い、肌綺麗、張りとか・・・何使うとこうなるの?


顔は美少女っぽいのに

中性的な未成熟な少年・・・・の上半身、

白い背中に天使の羽が見える気が・・・・


ふわああ・・・・

「佐々木さん、鼻血!鼻血!」

「おい、大丈夫か?」


奏君、顔近い!近い!手、額に・・・・・

「わー、佐々木さんが倒れた〜」

奏君が咄嗟に私を受け止める。


肌のぬくもりが直接って・・・・

「はう!」

私は腕の中で尊死して、

結局、採寸を全部見ることは叶わなかった。


奏君のフトモモ・・・・ぐすん。


今回の場合、

百合なのか

普通に男女のイチャイチャなのか

よくわかりません。


まあ

どっちでもいい気も

しないでも無いかと。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ