僕と俺と君
〈僕は休日〉
言葉を組み立てるのに疲れたから
今日は等身大の「俺」でいこう
惰眠を貪り 単位を落としても
俺は自分を気に入ってる
こんな日は俺は俺を愛すんだ
自分自身を目一杯愛してやらなきゃ
やってらんない事ばかりだから
頑張れ「俺」!
俺がお前を愛してやる
そして 頑張れ「君」!
君の事も大好きだ
でも程々でいいよ
マイペースで頑張りすぎないでいこう
(*これ只の素だ まあいいか…)
<16番目の月>
新月が生まれずに
16番目の月が僕を照らす夜に
君を浚いに行こう
隠されていたその月は満ちる時を待っていた
闇よりも深い孤独を祓い
君への思いは道を照らす
最前線で闘うよ
勇者の柄じゃないけどね
君の笑顔を僕のものにする
勇気を振り絞るから
聖杯に愛を満たしておくれ
隠されていたその月は僕の思いで今満ちた
16番目の月は君を望んだ僕の分身
君への思いは今満ちた
〈別離〉
心折れて血反吐を吐いても
心は何度も再生を繰り返す
だから別離に泪は要らなくて
持ち合わせた心だけ置いていく
「さよなら」
永遠を欲しがっても
人の中にそんな物は存在しない
墜ちて行くこの身を止められず
君を憎み
世を呪う
断罪の鎖に捲かれて
尖人になろうとも
吐瀉物にまみれれば
やがてそれはかさぶたになる
別離を歴て
忌まわしくも 我が身は再生を成すだろう
だが何度繰り返せば涙と血は枯れる?
もう嫌だと拒絶で心を手放すのに・
自分自身への別離は叶わない