表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕シリーズをまとめました。

僕と俺と君

作者: 如月 拓斗

〈僕は休日〉


言葉を組み立てるのに疲れたから

今日は等身大の「俺」でいこう


惰眠を貪り 単位を落としても

俺は自分を気に入ってる


こんな日は俺は俺を愛すんだ

自分自身を目一杯愛してやらなきゃ

やってらんない事ばかりだから


頑張れ「俺」!

俺がお前を愛してやる


そして 頑張れ「君」!

君の事も大好きだ


でも程々でいいよ

マイペースで頑張りすぎないでいこう



(*これ只の素だ まあいいか…)



<16番目の月>


新月が生まれずに

16番目の月が僕を照らす夜に

君を浚いに行こう


隠されていたその月は満ちる時を待っていた


闇よりも深い孤独を祓い

君への思いは道を照らす


最前線で闘うよ

勇者の柄じゃないけどね


君の笑顔を僕のものにする

勇気を振り絞るから

聖杯に愛を満たしておくれ


隠されていたその月は僕の思いで今満ちた

16番目の月は君を望んだ僕の分身


君への思いは今満ちた





〈別離〉


心折れて血反吐を吐いても

心は何度も再生を繰り返す


だから別離に泪は要らなくて

持ち合わせた心だけ置いていく


「さよなら」


永遠を欲しがっても

人の中にそんな物は存在しない


墜ちて行くこの身を止められず


君を憎み

世を呪う


断罪の鎖に捲かれて

尖人になろうとも


吐瀉物にまみれれば

やがてそれはかさぶたになる


別離を歴て

忌まわしくも 我が身は再生を成すだろう


だが何度繰り返せば涙と血は枯れる?

もう嫌だと拒絶で心を手放すのに・


自分自身への別離は叶わない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ